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生成AIに関連する銘柄への物色が強まる

2023/11/21 8:18 FISCO
*08:18JST 生成AIに関連する銘柄への物色が強まる  21日の日本株市場は、こう着ながらも底堅い相場展開が見込まれる。20日の米国市場はNYダウが203ドル高、ナスダックは159ポイント高だった。米感謝祭翌日のブラックフライデーや週明け月曜日のサイバーマンデーでの消費者の支出が、高インフレにもかかわらず過去最高規模に達するとの調査結果を受け、期待感から買い優勢の展開。その後もマイクロソフトの上昇が相場全体を一段と押し上げた。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比60円高の33380円。円相場は1ドル148円30銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。マイクロソフトは、「チャットGPT」を開発したオープンAIで最高経営責任者(CEO)職を解任されたアルトマン氏を採用する計画を発表し買われており、ハイテクセクターの支援材料になりそうである。昨日は東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>、レーザーテック<6920>などが買い一巡後に利食いからこう着だったこともあり、これらが買い戻される動きをみせてくるようだと、指数をけん引する可能性がありそうだ。  また、決算を控えているエヌビディアは2%を超える上昇で最高値を更新しており、決算を見極めたい一方で、売り方にとってはポジションを圧縮しておきたいところだろう。そのため、全体としてはこう着感が強まりやすいものの、断続的に買い戻しが入りやすく、底堅さにつながる可能性があるだろう。短期的に弱含みとなる局面においては、押し目狙いのスタンスで対応したい。  また、マイクロソフトの報道を受けて、生成AIに関連する銘柄への物色が一段と強まりそうである。ヘッドウォータース<4011>辺りが先週末の戻り高値を突破する動きをみせてくるようだと、他の関連銘柄への刺激材料になりやすく、出遅れ感のあるAI銘柄への波及が見込まれそうだ。また、グロース250指数は昨日の上昇で75日線を捉えてきている。同線突破から200日線を意識したトレンドとなれば、より個人主体による中小型株が活発になりそうである。 《AK》
関連銘柄 4件
4011 東証グロース
9,790
9/13 15:00
-300(%)
時価総額 18,337百万円
AIインテグレーションサービスやDXサービス、プロダクトサービス等を手掛ける。AIインテグレーションサービスは売上伸長。エッジAIの大型案件が寄与。23.12期通期は大幅増収。24.12期は大幅増益計画。 記:2024/04/16
6857 東証プライム
6,375
9/13 15:00
+82(%)
時価総額 4,884,327百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6920 東証プライム
22,870
9/13 15:00
-30(%)
時価総額 2,156,321百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
8035 東証プライム
23,680
9/13 15:00
+400(%)
時価総額 11,168,269百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07