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全般こう着のなか、個別材料株物色へ

2023/10/6 8:33 FISCO
*08:33JST 全般こう着のなか、個別材料株物色へ  6日の日本株市場は、こう着感が強まる相場展開が見込まれる。5日の米国市場はNYダウが9ドル安、ナスダックは16ポイント安だった。週次失業保険申請件数が予想を下回り労働市場の強さが再確認されたため追加利上げを警戒した売りが先行した。その後も雇用統計の発表を翌日に控えた警戒感から弱含みの展開。しかし、原油安でインフレ再加速懸念が緩和、さらに、サンフランシスコ連銀のデイリー総裁がインフレ減速に伴い政策金利据え置きも可能とタカ派姿勢を弱めると長期金利も低下に転じ、下げ渋りを見せた。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比10円高の31030円。円相場は1ドル148円40銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、小動きで始まることになりそうだ。日経平均は昨日の上昇で節目の31000円を回復しており、自律反発狙いの動きは一巡した感はある。3連休前で積極的な売買は手控えられると考えられ、持ち高調整に伴うリバランスの動きが中心になりそうだ。慎重姿勢は崩せないものの、売り仕掛け的な動きも限られそうである。そのため、昨日の大幅反発に対する戻り待ちの売りに押される場面においては、短期的ながらも押し目狙いでのリバウンド狙いに向かわせよう。  また、米雇用統計に対する警戒感はあるだろうが、ADP雇用統計が予想を下回ったことから、過度な警戒感は高まりづらい面はある。また、米国市場は主要な株価指数が下落したものの、エヌビディアなど半導体株の一角が堅調だったこともあり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株への下支えにつながりそうである。昨日は全面高商状から相対的にTOPIX型優位の相場展開だったが、原油先物相場の下げや米長期金利の上昇一服のなか、バリュー株の持ち高調整の動きは意識されそうだ。  物色としては全般こう着のなか、個別に材料のある銘柄に短期的な値幅取り狙いの資金が集中しやすいだろう。昨夕に決算を発表したところでは、キユーピー<2809>、オンワードHD<8016>、アオキスーパー<9977>などが評価されそうだ。そのほか、PKSHA<3993>には国内証券で強気格付けが観測されており、生成AI関連などへの波及が意識されやすいだろう。 《AK》
関連銘柄 4件
2809 東証プライム
3,123
5/20 15:00
+4(%)
時価総額 441,905百万円
マヨネーズ、ドレッシングで国内首位。医薬も。傘下にアヲハタ。価格改定効果等で業務用は売上増。フルーツソリューションは食品メーカー向け販売が増加。23.11期通期は増収。24.11期は増収増益見通し。 記:2024/03/04
4,255
5/20 15:00
-5(%)
時価総額 132,348百万円
業務効率化やサービス、製品の価値向上、サービスのモデル革新の実現支援等のソリューションやソフトウエアプロダクトを提供する。今期1Qは生成AI関連のソリューション案件やストック型売り上げが堅調に推移した。 記:2024/04/12
604
5/20 15:00
+2(%)
時価総額 95,385百万円
アパレル大手。基幹ブランドは「23区」、「ICB」、「組曲」など。バレエ用品「チャコット」やメンズブランド「五大陸」も展開。クリック&トライサービス導入でOMOストア運営力を向上。3Q累計は利益急伸。 記:2024/01/26
9977 東証スタンダード
3,785
5/1 15:00
±0(%)
時価総額 23,656百万円
食品スーパーチェーン。愛知県を地盤に、食品や日用雑貨等を扱う「アオキスーパー」を展開する。ショッピングセンターも手掛ける。今期3Q累計は価格改定や食品ロス削減等に施策が奏功、利益が大幅黒字転換した。 記:2024/02/01