マーケット
4/24 11:35
38,329.39
+777.23
38,503.69
+263.71
暗号資産
FISCO BTC Index
4/24 12:16:45
10,337,851
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

祝日明けの米国市場の反発を睨んだ動きも、積極的な売買は手控えられる

2022/9/6 8:28 FISCO
*08:28JST 祝日明けの米国市場の反発を睨んだ動きも、積極的な売買は手控えられる  6日の日本株市場は、こう着ながらも底堅さが意識される相場展開になりそうだ。5日の米国市場はレイバーデーの祝日で休場だった。シカゴ先物は時間外で小幅な上昇だったこともあり、若干ながら買いが先行する形になりそうだ。また、グローベックスの米株先物はNYダウが140ドル高程度で推移していることもあり、祝日明け後の反発を睨んだ買い戻しの動きなども意識されやすいだろう。  ただし、欧州ではロシアのガスプロムが「ノルドストリーム1」稼働停止を継続すると発表したことを受けてエネルギー価格が急伸しており、これを嫌気した流れからドイツDAXは2%を超える下落となった。エネルギー株の指数インパクトが大きい英FTSE100は上昇したものの、欧州の景気悪化に対する警戒感が重荷となる可能性がある。祝日明けの米国市場も欧州の景気悪化を懸念した動きとなる可能性もあることから、積極的な売買は手控えられそうである。  そのため、日経平均は27500円水準での底堅さは意識されるものの、上値抵抗線として機能している5日線を超えてくる動きは考えづらく、指数連動の銘柄は避け、値動きの軽い中小型株での短期的な値幅取り狙いの動きに向わせそうだ。また、日経平均は75日線が支持線となろうが、いったん同水準までの調整を見せてくる動きとならないと、押し目待ちの買いも入りづらいところだろう。また、先物市場では週末の先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)に伴う期先への限月交代によるロールオーバーが中心となっていることから、仕掛け的な動きも限られそうだ。  なお、日経平均株価の構成銘柄の定期見直しで3銘柄を入れ替えると発表された。新規に採用されたのはSMC<6273>、日本電産<6594>、HOYA<7741>。一方で、マルハニチロ<1333>、ユニチカ<3103>、OKI<6703>が除外となった。新規採用となった銘柄に対してはパッシブファンド経由の資金流入が見込まれるものの、除外銘柄と新規採用の調整株価の差が大きいため、リバランスに伴う動きから、他の日経平均採用銘柄へは換金売りが意識されやすいだろう。商いが膨らむメジャーSQで調整してくると見られ、月末のインパクトは限定的と見られる。 《AK》
関連銘柄 6件
1333 東証プライム
3,052
4/24 11:30
-22(%)
時価総額 160,709百万円
水産食品最大手。魚介類の漁獲や養殖、販売に加え、家庭用や業務用の冷凍食品、加工食品等を提供する。加工食品にも強い。畜産や物流も行う。今期3Q累計は家庭用、業務用の加工食品が好調も、水産が足踏みとなった。 記:2024/02/10
3103 東証プライム
210
4/24 11:30
-5(%)
時価総額 12,128百万円
旧大手紡績。現在は繊維からフィルム・樹脂にシフト。食品包装や半導体分野向けナイロンフィルム・ポリエステルフィルム、自動車やスマホ向け高機能樹脂などを展開。販売数量減少もあり、24.3期3Q累計は足踏み。 記:2024/02/08
6273 東証プライム
79,500
4/24 11:30
+1,810(%)
時価総額 5,355,836百万円
空気圧制御システムメーカー。空圧機器、自動制御機器、各種濾過装置を製造。エア漏れ可視化技術に定評。国内外で製品供給体制の強化図る。半導体業界向け販売は足踏み。販管費は増加。24.3期3Qは業績伸び悩む。 記:2024/04/09
6594 東証プライム
6,491
4/24 11:30
-254(%)
時価総額 3,870,479百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6703 東証プライム
1,128
4/24 11:30
+18(%)
時価総額 98,382百万円
情報通信事業、ATMやプリンターなどのメカトロ事業を中核に、道路や航空、消防・防災のシステムやEMSなども展開。パブリックソリューション事業では道路、防災などが堅調。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/04/13
7741 東証プライム
18,545
4/24 11:30
+1,000(%)
時価総額 6,696,154百万円
半導体ブランクスやHDDガラス基板で世界首位。眼鏡レンズやコンタクトレンズ、内視鏡、眼内レンズ、人工骨などのライフケア事業でも実績。光学技術に定評。ライフケア、情報通信とも好調で、3Q累計は増収確保。 記:2024/03/31