マーケット
5/2 15:15
38,236.07
-37.98
38,675.68
+450.02
暗号資産
FISCO BTC Index
5/4 17:04:21
9,660,973
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は5日線と25日線および75日線水準でのこう着感の強い相場展開に

2022/4/18 8:29 FISCO
*08:29JST 日経平均は5日線と25日線および75日線水準でのこう着感の強い相場展開に  18日の日本株市場は、こう着の強い相場展開になりそうだ。15日の米国市場はグッドフライデーの祝日で休場だった。14日の米国市場ではゴールドマン・サックスやシティグループ、モルガン・スタンレーなどの決算が評価されNYダウは一時300ドルを超える上昇を見せたものの、その後は改めて金利の先高観が警戒され下落に転じた。本格化する決算を前に方向感はつかみづらくなる一方で、金利に敏感に反応する需給状況である。日本株においては決算について今週は発表する企業は少ないため、21日の日本電産<6594>のほかは、市場の関心は集まることはなさそうであるが、業績修正の発表が増えやすい期間であることは注視しておきたい。  また、欧州市場はイースターマンデーの祝日となることから、本日においても商いは膨らみづらいだろう。中国の1-3月GDPや小売売上高の発表が予定されているため、短期的な売り仕掛け的な動きは入りそうだが、参加者が限られるなかではその後のカバーも速いと考えられる。そのため、日経平均は5日線と25日線および75日線水準でのこう着感の強い相場展開になりそうだ。なお、25日線は緩やかながら上向きで推移しているため75日線とのカイ離は縮小してきていることから、ゴールデンクロス示現が近づいている。こう着ながらも方向性としてはやや上向きを想定しておきたいところである。  日中は中国市場の動向のほか、グローベックスの米株先物の動き、さらに為替の動きを睨みながらの展開になりそうだが、また、米国では15日に発表した3月の鉱工業生産、4月のニューヨーク連銀製造業景況指数はいずれも予想を上回ったことから、金利の動向には敏感に反応しやすいところである。そのほか、先週末はファーストリテ<9983>が一時9%超急伸したことが相場を下支えする形となった。1社で日経平均を約185円支えた格好だった。このインパクトが剥がれる可能性もあるため、指数インパクトの大きい値がさ株の動向にも注意しておきたいところだ。  物色としては、決算を手掛かりとした中小型株などには短期的な値幅取り狙いの資金が向かいやすいだろう。先週末の引け後に発表されたところでは、マルマエ<6264>、ハウスローゼ<7506>、ゲンダイAG<2411>、神戸天然物化学<6568>、住石HD<1514>、グリムス<3150>などが注目されそうだ。また、先週末のマザーズ指数は2%超の下落となったが、25日線を支持線として機能させていた。日経平均同様、25日線は緩やかながら上向きで推移しており、75日線とのゴールデンクロス示現が近づいている。25日線がサポートとして機能するようであれば、リバウンド狙いの動きが期待されそうだ。 《AK》
関連銘柄 8件
1514 東証スタンダード
1,236
5/2 15:00
-31(%)
時価総額 72,792百万円
石炭の輸入販売が主力。人工ダイヤの製造や砕石の採取も。24.3期3Q累計は石炭販売が低調。スマホ・HDD市場向け製品も冴えず。だが砕石好調。豪州出資先炭鉱からの受取配当金も大幅増に。通期増益・増配を計画。 記:2024/02/08
2411 東証スタンダード
383
5/2 14:59
-3(%)
時価総額 5,247百万円
パチンコホール向けが柱の広告会社。不動産やキャンピングカーレンタルも。パチンコホール以外の開拓を強化中。24.3期3Q累計はステマ規制の影響などでパチンコホールの広告需要が冴えず。販管費増も利益の重石に。 記:2024/02/05
3150 東証プライム
2,146
5/2 15:00
+10(%)
時価総額 50,412百万円
エネルギーサービス会社。事業者向けに太陽光発電システムやLED照明等の省エネ設備を販売。電力小売も。エネルギーコストソリューション事業は好調。小売電気事業は調達価格の低下で増益。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/02/24
6264 東証プライム
1,936
5/2 15:00
-11(%)
時価総額 25,271百万円
真空パーツやマシニング、門型加工の専門メーカー。精密部品の少量多品種受託加工に定評。半導体製造装置大手と取引。24.8期1QはFPD分野の受注高、売上高が伸長。G6・G8、OLED向け売上の回復が寄与。 記:2024/02/02
6568 東証グロース
1,425
5/2 15:00
-9(%)
時価総額 11,087百万円
有機化学品研究開発会社。医療やバイオ、機能性材料の分野で研究や開発、量産の支援を行う。研究用試薬の販売も。医薬事業は2桁増収。バイオ事業では量産ステージ製品の販売が堅調。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/23
6594 東証プライム
7,254
5/2 15:00
-165(%)
時価総額 4,325,444百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
7506 東証スタンダード
1,593
5/2 14:42
-2(%)
時価総額 7,492百万円
天然由来成分配合のボディケア品や化粧品を企画・販売。サロンや女性専用ジムも。スキンケア化粧品の売上増などにより、直営店商品販売事業は黒字転換。個人オーナー店舗向け卸売上は小幅増。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/04/07
9983 東証プライム
40,820
5/2 15:00
-370(%)
時価総額 12,989,781百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27