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半導体株の強い値動きが日経平均をけん引する可能性

2021/2/12 8:20 FISCO
*08:20JST 半導体株の強い値動きが日経平均をけん引する可能性  12日の日本株市場は底堅い相場展開が見込まれる。11日の米国市場ではNYダウが7ドル安と小幅に下落する一方でナスダックは上昇。史上最高値付近では引き続き景気敏感株を中心に利益確定の売りも強く、さらに、原油価格の下落を警戒した売りに上値が抑制された。ただ、米連邦準備制度理事会(FRB)の金融緩和や追加経済対策成立期待も根強く、下値も限定的となった。バイデン政権が半導体不足への対応を検討していると伝わり、半導体株が上昇しており、ナスダックをけん引。シカゴ日経225先物清算値は大阪比35円高の29455円。円相場は1ドル104円70銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする形から、小じっかりの展開からのスタートになりそうである。また、半導体株が軒並み強い値動きをみせていることもあり、指数インパクトの大きい東エレク<8035>、アドバンテスト<6857>などへの支援材料になる可能性が高く、足元で利食いの動きがみられていた半導体株の強い値動きが日経平均をけん引する可能性がありそうだ。祝日時には日経225先物のナイトセッションで29160円まで下げる場面がみられていたが、29500円辺りでの底堅さが意識されやすく、ショートカバーも入りやすいだろう。  また、VIX指数は引き続きボトム圏での推移が続いているため、リスク選好の流れは継続となるため、押し目買い意欲の強さは意識されやすいと考えられる。物色の流れとしては半導体株のリバウンドが意識されるほか、決算を受けた個別物色に。本日は決算ピークとなるとともに決算が一巡してくるため、改めて業績に安心感のある銘柄などを再評価する展開も期待される。  その他、バイデン大統領は、大型インフラ刷新計画の推進に向け民主・共和両党の上院議員と会合したと伝わっている。「気候変動の影響に持ちこたえ、米国のクリーンエネルギー政策を主導する持続可能なインフラ構築」計画を共有したと伝わっていることもあり、脱炭素に関連した銘柄への物色も強まりそうであり、関連する材料株へは個人主体の資金が向かうことになりそうだ。 《AK》
関連銘柄 2件
6857 東証プライム
6,634
7/4 0:00
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時価総額 5,082,765百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
8035 東証プライム
35,960
7/4 0:00
±0(%)
時価総額 16,959,923百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24