マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 7:18:43
15,185,314
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

低迷していたセクターへの買い戻しの流れが強まる可能性

2020/5/19 8:54 FISCO
*08:54JST 低迷していたセクターへの買い戻しの流れが強まる可能性  19日の日本株市場は、堅調な相場展開が見込まれる。18日の米国市場ではNYダウが911ドル高と大幅に上昇した。バイオ製薬のモデルナは、開発中の新型ウイルスワクチンの初期段階治験で、良好な結果が得られたことを発表し急伸し、市場全体のけん引役となった。また、アップルが米国内25店舗を再開するなど、経済活動の再開で景気回復期待が広がった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比430円高の20640円。円相場は1ドル107円30銭台で推移している。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い優勢の相場展開になりそうだ。日経平均はテクニカル面で75日線が上値抵抗として意識されていたが、この水準を捉えてくる展開が意識される。また、一目均衡表では雲上限に上値を抑えられていたが、これを突破してくることになり、シグナル好転からセンチメントを明るくさせそうだ。  米国ではS&P500指数は3%を超える上昇をみせており、セクターでは自動車・同部品、エネルギー、銀行等の強さが目立っている。ハイテクなどに特化した物色ではなく、これまで低迷していたセクターへの買い戻しの流れが強まる可能性がありそうだ。日経平均がもち合いレンジを上放れる動きをみせてくことにより、足元で活発な物色がみられている中小型株についても、個人主体の活発な売買が期待されるところである。  もっとも、出来高は低水準の状況が続いており、昨日の東証1部の売買代金は2兆円を辛うじて上回る水準であった。インデックス買いから強含みの展開が意識される一方で、出来高を伴った上昇を見せてくるかは見極めが必要である。また、昨日決算を発表したソフトバンクG<9984>もインデックス買いの影響から押し上げられそうだが、買い一巡後の動向には注目する必要がありそうだ。  日経平均は直近の戻り高値を捉えてくるため、強弱感は対立しやすいところ。ギャップアップで明確に上放れ、その後の底堅さがみられてくるようであれば、買い戻しの流れが一段と強まる相場展開が見込まれよう。 《AK》
関連銘柄 1件
9984 東証プライム
8,586
11/22 15:30
+36(%)
時価総額 12,621,377百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17