マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/25 18:48:11
15,229,651
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

こう着の中で中小型株物色が中心に

2018/11/30 9:02 FISCO
*09:02JST こう着の中で中小型株物色が中心に  30日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開になりそうだ。29日の米国市場は、NYダウが27ドル安と小幅に反落した。一時100ドルを超す上昇の局面もみられたが、引けにかけて下げに転じる展開だった。注目のFOMC議事録では、大半の当局者が早期の利上げが妥当であるとの認識が示されたが、概ね予想通りの内容となり、公表後は切り返す展開。ただし、米中首脳会談での貿易交渉進展に懐疑的な見方が広がっていたことから、下げに転じている。もっとも、直近3営業日で1000ドル超上昇していたこともあり、一服は想定内であろう。反対に重要イベントを控える状況下で小幅な下げにとどまっている点には、底堅さが感じられるところであろう。  こういった流れを引き継ぐ格好となり、日経平均もこう着感の強い相場展開といったところ。5営業日続伸をみせていることも、当然の一服との見方に向かわせそうだ。とはいえ、利食いが強まるというよりはショートカバーが入りやすいほか、中間配当の再投資といった需給面での下支えも意識されるため、底堅さが確認される可能性はあろう。出来高は13億株台と薄商いが続いており、指数インパクトの大きい値がさ株に振らされやすい需給状況ではあろうが、個別では活発な取引もみられそうである。  昨日までの上昇で日経平均は200日線レベルを回復してきており、ここからは強弱感が対立しやすいところである。自律反発の域とはいえ、これまで5営業日続伸と上昇が続いていたことも、やや短期的な過熱感が警戒されやすい面もある。一方で、マザーズ指数は1.5%の上昇となり、節目の1000Ptを回復してきている。サンバイオ<4592>、ALBERT<3906>など一部の銘柄に資金が集中しているとはいえ、日経平均のこう着感が強まる中での活発な中小型株物色がみられた点では、センチメントを明るくさせることになろう。マザーズ指数が1000Ptをキープできないと利食いが強まる可能性があるが、全体としてはこう着感が強まりやすい需給状況の中で、個人主体による中小型株物色が中心になりそうだ。 《AK》
関連銘柄 2件
3906 東証グロース
9,160
12/23 15:00
±0(%)
時価総額 41,165百万円
AI搭載のビッグデータ自動分析ツールを開発。AIアルゴリズム構築とシステム開発も手掛け、データ分析人材育成も展開。自動車衝突シミュレータのパラメータ最適化AIを開発。一部事業の譲渡もあり3Q累計は純増益。 記:2022/11/24
4592 東証グロース
979
11/25 15:30
+14(%)
時価総額 67,188百万円
再生細胞医薬品の開発・製造・販売を行う。中枢神経系疾患が主な対象。細胞治療薬「SB623」が主要開発品。ヒト体性幹細胞加工製品「アクーゴ脳内移植用注」は日本における条件及び期限付き製造販売承認を取得。 記:2024/10/11