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中小型株は利食いが先行、インデックスに絡んだ商いが中心

2018/6/6 8:52 FISCO
*08:52JST 中小型株は利食いが先行、インデックスに絡んだ商いが中心  6日の日本株市場はこう着ながらも底堅さが意識される相場展開になりそうだ。5日の米国市場は利食いの動きからNYダウは小安かったが、ハイテク株中心に底堅い値動きとなり、ナスダックやS&P500指数、SOX指数は上昇。シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円安の22515円だった。この流れを引き継ぐ格好から日経平均は25日線が位置する22500円処での攻防が続きそうである。また、円相場は1ドル109円80銭台と110円を目前に小康状態が続いていることも、積極的な上値追いの動きを手控えさせよう。  週末には先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えていることもあり、方向感は出難く、22500円辺りが落ち着き処といったところであろう。また、来週には6月12日で調整中の米朝首脳会談の開催に現実味が増すなか、リスクオンに向かう一方で結果を見極めたいとする模様眺めムードが強まりやすいところでもある。  物色の流れとしては、足元で売り込まれていたセクターなどを買い戻す動きが散見されている。貿易戦争への警戒から積極的に買い上がる動きには向かいづらい面はあるが、景気敏感セクターが見直されやすいところである。一方で、インデックスに絡んだ商いが中心になりやすく、中小型株は利食いが先行しやすい。メルカリの上場を控えていることも換金売り思惑で利食いが出やすいとの見方もあり、より主力株にシフトしやすい。指数インパクトの大きい値がさの一角やハイテク株の動向に注目したいところである。(村瀬智一) 《AK》