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米中懸念後退も見極めたいイベントは多数

2019/10/1 12:25 FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)] 日経平均;21916.74;+160.90TOPIX;1604.84;+17.04 [後場の投資戦略]  米政権が対中投資制限などを検討しているとの報道を受け、週初の東京市場では売りが先行した。しかし、米政府高官がこうした報道を「不正確」と否定し、本日は買い戻し優勢の展開となっている。日経平均は前場途中から上げ幅を広げたが、本日より休場となっている中国株に代わって買い戻されている可能性もありそうだ。中国は国慶節(建国記念日)の連休に入り、上海市場は7日まで休場となる。市場では、こうした場面で日本株が代替的に売買される傾向があるとの指摘も見られる。今週は米中の貿易問題を巡る報道等で株価が大きく振れる可能性があることも念頭に置いておきたい。  ただ、国内では10月に入り消費税率の引き上げがスタート。海外に目を向けても、香港で1日、大規模なデモが呼び掛けられており、米国では4日に9月雇用統計の発表が予定されている。国内外の情勢を見極めたいとの思惑を誘うイベントが多数あり、米中協議の劇的な進展でもない限り、日経平均が節目の22000円水準を明確に上放れる展開は想定しづらいだろう。(小林大純) 《AK》