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こう着ながらも2万円台での底堅さが意識される

2019/1/7 12:19 FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)] 日経平均;20113.37;+551.41TOPIX;1512.87;+41.71 [後場の投資戦略]  日経平均はギャップアップからのスタートで寄り付き後早い段階で2万円を回復し、一気に大発会の下落部分を吸収した。買い一巡後はやや上げ幅を縮めてはいるものの、2万円を上回っての推移が続いており、売り仕掛けは入りづらいだろう。また、米中両国は北京で7日から貿易問題を巡る次官級協議を開く。協議進展への期待が高まる一方で、結果を見極めたいとする模様眺めムードも強まりやすいところである。その他、週末にアップルが買い戻されているが、米国では決算が今後本格化することで、アップル同様、中国に依存する米企業は、逆風に直面する可能性が高いとの見方もされている。下方修正が相次ぐようだと、景気減速懸念がより高まることになることも考えられる。そのため、上値追いは慎重になりやすいところである。  その中で、マザーズ指数の強さが目立っている。個人主体の短期資金が中心とはみられるが、日経平均がこう着ながらも2万円台での底堅さが意識されることで、外部環境に左右され難い中小型株に資金が向かいやすいだろう。日経平均が2万円を下回る局面では一気に利益確定の流れが強まる可能性があるものの、調整局面での押し目買い意欲は強いとみられる。 《AK》