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急ピッチの上昇の“賞味期限”は

2018/9/19 12:22 FISCO
[日経平均株価・TOPIX(表)] 日経平均;23776.69;+356.15TOPIX;1787.39;+27.51 [後場の投資戦略]  アジア市場を見ると中国・上海総合指数が続伸しており、外部環境の好転を背景に日経平均も堅調推移となっている。ただ、12日終値から本日の前場高値までの上昇幅は1200円に上り、急ピッチの上昇に対する過熱警戒感も意識されてくるタイミングだろう。23000円台後半は1月に年初来高値(24129.34円、取引時間中)を付けた場面でもみ合った水準であり、24000円の大台接近ということもあって利益確定の売りが出やすいと考えられる。  20日に自民党総裁選の投開票を控え、政策期待の高まりを株高の要因に挙げる向きもあるが、ここまでの日経平均の上昇を見ると早々と織り込んだ印象もある。また、米中貿易摩擦の影響はやはり今後の懸念材料となり、今週末にも予定される日米通商協議(FFR)での米国の出方も警戒されるだろう。短期の値動きに乗る場合にも、前日に指摘した上昇相場の“賞味期限”を慎重に見極めたいところだ。(小林大純) 《AK》