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マド(21366-21645円)辺りでの攻防といったところか

2018/3/6 8:21 FISCO
*08:21JST マド(21366-21645円)辺りでの攻防といったところか [本日の想定レンジ]  5日のNY市場は上昇。トランプ大統領による鉄鋼・アルミニウムの関税導入への警戒感が強いものの、2月ISM非製造業景況指数が予想を上振れたほか、原油相場の上昇等も材料視され、先週の大幅な下げに対する自律反発をみせた。ダウ平均は336.70ドル高の24874.76、ナスダックは72.84ポイント高の7330.70。シカゴ日経225先物清算値は大阪比420円高の21410円。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップ・アップでのスタートとなろう。これにより、2月半ば安値とのダブル・ボトム形成や200日線、52週線でのボトム形成が意識されてくるだろう。ただし、前回はいったん25日線までのリバウンドをみせていたこともあり、そこから急速な下げによって需給懸念が重しになる。5日線辺りが上値抵抗として意識されてくるようだと、上値切り下げのトレンドとなる。ボリンジャーバンドでは-1σと-2σとのレンジに移行するなか、-2σへの意識が強そうであり、20500-20600円処が目先のターゲットに。もっとも、バンドが切り下がりをみせているため、調整が長期化してくると、じりじりとターゲットも切り下がることになりそうだ。週足のボリンジャーバンドでは-1σを下回ってきており、-2σが意識されるようだと、20000円割れを意識し出すだろう。自律反発の中、5日線レベルでの戻りの鈍さが意識されてくるようだと、警戒モードである。2日の下落で空けたマド(21366-21645円)辺りでの攻防といったところか。21200-21500円のレンジを想定する。 [予想レンジ] 上限 21500円−下限 21200円 《TM》