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ギャップ・アップでもち合いレンジの上限を捉える

2018/1/18 8:16 FISCO
*08:16JST ギャップ・アップでもち合いレンジの上限を捉える [本日の想定レンジ]  17日のNY市場は上昇。前日の大幅反落を受けた買い戻しが先行。携帯端末のアップル(AAPL)が米国内への大規模な投資計画を発表すると上げ幅を拡大する展開となった。地区連銀経済報告(ベージュブック)で、大半の地区で経済が緩やかなペースで拡大したとの認識が示されたことも好感され、引けにかけても堅調推移。ダウ平均は322.79ドル高の26115.65、ナスダックは74.59ポイント高の7298.28。シカゴ日経225先物清算値は大阪比215円安の23735円。  シカゴ先物にサヤ寄せする格好からギャップ・アップでもち合いレンジの上限を捉えてくることになりそうだ。昨日はギャップ・ダウンで始まり、前日の上昇部分を帳消しにした。しかし、5日線が支持線として機能する格好で底堅さが意識されるなか、その後はじりじりと下げ幅を縮める格好から、連日で陽線を形成している。ボリンジャーバンドでは+1σと+2σとのレンジ内での推移が継続しており、バンドは緩やかな拡大傾向にある。MACDはシグナルとの乖離はほぼ横ばい推移であるが、上昇基調で陽転シグナルを継続させている。出来高の5日、25日平均が短期デッドクロスをみせつつあるが、狭いレンジながらも5日線が上回って推移している。年初以降は23500-24000円処でのもち合いが続いているが、下値の堅さが意識されるなか、レンジ突破が試される状況は変わらず。これをクリアしてくるようだと、次のターゲットである1991年10月の戻り高値水準となる25000円台への意識が次第に強まる格好だろう。23900-24100円のレンジを想定。 [予想レンジ] 上限 24100円−下限 23900円 《TM》