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日経平均は3日ぶり反落、日銀ETF購入配分見直し報道受け、値がさ株さえない

2018/7/26 16:05 FISCO
*16:05JST 日経平均は3日ぶり反落、日銀ETF購入配分見直し報道受け、値がさ株さえない 日経平均は3日ぶり反落。25日の米国市場では、一部の主要企業決算が嫌気されたものの、トランプ大統領とEU首脳の通商協議が妥結したことが報じられると、引けにかけて上げ幅を拡大する展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円高の22610円。米欧の貿易摩擦緩和に対する期待感から本日の日経平均は買い先行でのスタートとなったが、日銀によるETF購入配分の見直しが伝わったことで海外ヘッジファンドによる225先物売りが観測され、寄付直後からマイナスに転じて推移する格好になった。ドル円相場は1ドル=110.60円程度と前日比円高方向に振れて推移するなかで全般は手がけにくく、225型銘柄中心に売られる格好となった。引き続き好業績銘柄への物色はみられたものの、個別対応にとどまり、相場を押し上げるには至らなかった。 大引けの日経平均は前日比27.38円安の22586.87円となった。東証1部の売買高は12億5281万株、売買代金は2兆3957億円だった。業種別では、医薬品や情報・通信業、証券・商品先物取引業が軟調な一方で、鉱業や陸運業、ガラス・土石製品などは堅調。 指数インパクトの大きいところでは、前日に第1四半期の決算を発表したアドバンテス<6857>が6%超の上昇となり、信越化<4063>も堅調な動きをみせるなど、好業績銘柄への物色が見られた。しかし、日銀の上場投資信託(ETF)購入配分見直し検討報道を受けたソフトバンクG<9984>やファーストリテ<9983>が下落したほか、「BAN2401」試験結果受け米バイオジェンが急落した流れによるエーザイ<4523>による10%超の急落が好決算銘柄による上昇分を打ち消す格好となった。 《SK》
関連銘柄 5件
4063 東証プライム
5,555
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時価総額 11,119,399百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
4523 東証プライム
4,662
11/28 15:30
+44(%)
時価総額 1,382,595百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」、不眠症治療剤「デエビゴ」などが主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アルツハイマー病治療剤「レケンビ」に積極的な成長投資実施。 記:2024/10/20
6857 東証プライム
8,210
11/28 15:30
-296(%)
時価総額 6,290,018百万円
SoC半導体用試験装置など半導体・部品テストシステム事業が主力。半導体検査装置で世界トップシェア。メカトロニクス関連製品の製造・販売等も。海外売上高比率は9割超。グローバル及びサポート力の増強図る。 記:2024/10/12
9983 東証プライム
51,100
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時価総額 16,261,093百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
9,048
11/28 15:30
+67(%)
時価総額 13,300,515百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17