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日経平均は大幅続伸、「乗り遅れるな」で買うべき銘柄多々上がるが…

2021/1/8 12:16 FISCO
*12:16JST 日経平均は大幅続伸、「乗り遅れるな」で買うべき銘柄多々上がるが…  日経平均は大幅続伸。475.37円高の27965.50円(出来高概算6億5000万株)で前場の取引を終えている。  7日の米株式市場でNYダウは3日続伸し、211ドル高となった。ナスダック総合指数も2.56%高となり、主要株価指数は揃って過去最高値を更新した。議会がバイデン氏の大統領選での勝利を正式に認定し、政局不安が後退したとの見方に加え、12月のサプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況指数が予想外に改善したことも相場を押し上げた。特に前日に長期金利上昇とともに売られたハイテク株の上昇が目立った。本日の日経平均もこうした流れを引き継いで230円高からスタートすると、前引けにかけて一時27981.51円(491.38円高)まで上昇し、取引時間中のバブル崩壊後高値を連日で更新した。  個別では、ファーストリテ<9983>、エムスリー<2413>、東エレク<8035>といった値がさ株の上昇が目立ち、レーザーテック<6920>や富士フイルム<4901>は4%超の上昇。富士フイルムは前日発表したバイオCDMO(開発製造受託)事業の大型投資が評価されているようだ。再生可能エネルギー発電のレノバ<9519>は連日で賑わっている。電力卸市場の価格上昇が買い材料視されているJパワー<9513>、決算とともに自社株買い実施を発表したキユーピー<2809>も大幅高。また、GMB<7214>などが東証1部上昇率上位に顔を出している。一方、HOYA<7741>や日産自<7201>は軟調ぶりが目立つ。12月既存店売上高の減少が嫌気されたラウンドワン<4680>も売られ、決算発表のSHIFT<3697>などが東証1部下落率上位に顔を出している。  セクターでは、ゴム製品、パルプ・紙、非鉄金属などが上昇率上位。半面、空運業、不動産業、精密機器などが下落率上位だった。東証1部の値上がり銘柄は全体の69%、対して値下がり銘柄は27%となっている。  米国でジョージア州の上院決選投票を通過し、さらにバイデン氏が正式に次期大統領に選出されたことで、東京株式市場でも米政局の不透明感後退を好感した買いが続いている。トランプ米大統領が7日投稿したビデオメッセージについて「敗北宣言した」と報じているメディアがあり、円滑な政権移行への期待が一段と高まっている面もあるかもしれない(もっとも熱烈なトランプ氏支持者がそれを受け入れるかは見通しづらい)。  株式市場では「株高に乗り遅れるな」というムードが支配的だ。前日の東証1部売買代金は2兆9990億円まで膨らみ、東証株価指数(TOPIX)先物には短期筋、実需筋など幅広い海外投資家から買いが入ったとみられる。本日ここまでの東証1部売買代金も1兆4000億円超となっており、前日並みの賑わいを見せている。3連休前、しかも今晩の米国では12月雇用統計の発表も控えているが、「持たざるリスク」が意識されればそんなことはお構いなしだろう。  市場では「買うべき銘柄」について様々な声があふれている。「米民主党政権下で追い風が期待できる環境関連株は早い者勝ち」「米長期金利の上昇でバリュー(割安)株のリバーサルに期待」「いや金利上昇は限定的で、ハイテク株は成長期待の方が勝る」などなど。さすがに東京都などでの新型コロナウイルス新規感染者数の急増、1都3県での「緊急事態宣言」再発出を受けて空運株、不動産株など影響の大きい業種は物色圏外に置かれているようだが、これらを除けば主力大型株は全面高の様相を呈している。出遅れている景気敏感株が買われる一方で、エムスリーや東エレクといった値がさグロース株も取引時間中の上場来高値を大幅に更新だ(株式分割考慮)。  20日のバイデン氏の就任式、それにその前後から始まる日米企業決算の発表までこうしたムードが続く可能性はある。ただ、上述したコメントを見て感じ取った読者も少なくないだろうが、「いいとこ取り」の物色動向という印象はある。例えば米上院で民主党は50議席を獲得し、上院議長を兼ねる副大統領を含めて過半数を確保した格好だ。共和党による「フィリバスター(議事妨害)」を打ち切る60議席には遠く、それが増税やハイテク企業規制を抑止すると期待されているが、では速やかな政策実現は可能なのだろうか。「ご祝儀相場」が一巡した後は、現実を見据えて銘柄選別する必要はあるだろう。(小林大純) 《AK》
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時価総額 967,675百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
2809 東証プライム
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時価総額 508,834百万円
マヨネーズやドレッシング、パスタソース等の製造・販売を行う。1919年創業。マヨネーズ、ドレッシングは国内家庭用市場でトップシェア。アヲハタを傘下に持つ。海外でKEWPIEブランドの認知拡大を図る。 記:2024/08/02
3697 東証プライム
15,620
11/22 15:30
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時価総額 278,551百万円
ソフトウェアテスト関連サービス、ソフトウェア開発関連サービスが柱。Web企画制作、マーケティング等も。連結エンジニア数は1.1万人超。エンジニア採用、事業開発投資進める。27.8期売上2000億円目指す。 記:2024/10/25
4680 東証プライム
1,004
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-3(%)
時価総額 289,319百万円
屋内型複合レジャー施設「ラウンドワン」の運営等を行う。アミューズメント部門の売上高比率が高い。クレーンゲーム専門店の運営等も。米国はスポッチャ収入が好調。新サービス開発や海外の新規出店などに注力。 記:2024/06/18
3,265
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時価総額 4,061,258百万円
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6920 東証プライム
17,280
11/22 15:30
±0(%)
時価総額 1,629,262百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
7201 東証プライム
406.3
11/22 15:30
-5.7(%)
時価総額 1,714,877百万円
大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
7214 東証スタンダード
1,042
11/22 15:30
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時価総額 5,533百万円
独立系自動車部品メーカー。奈良県磯城郡に本社。駆動系部品のOEM供給、補修用部品の製造・販売等を行う。現代自動車が主要取引先。海外売上比率は8割超。配当性向25%目標。補修用部品市場では品揃え強化図る。 記:2024/08/20
7741 東証プライム
19,375
11/22 15:30
-95(%)
時価総額 6,799,831百万円
メガネレンズ、医療用内視鏡などを手掛けるライフケア事業が主力。エレクトロニクス関連製品、映像関連製品等も。半導体用マスクブランクスで世界トップシェア。コンタクトレンズはPB品、オンラインサービスが順調。 記:2024/08/30
8035 東証プライム
22,250
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+470(%)
時価総額 10,493,834百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9513 東証プライム
2,564.5
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+19.5(%)
時価総額 469,434百万円
電力会社への電力供給等を行う電力会社。大規模石炭火力発電所や大規模水力発電所等を手掛ける。風力発電所の建設で国内トップレベルの実績。中期経営計画では27.3期経常利益900億円程度、ROE5%程度目標。 記:2024/06/04
9519 東証プライム
800
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時価総額 72,950百万円
再エネ発電所を開発・運営。太陽光を軸にバイオマス、洋上風力発電事業も。小規模分散型の太陽光発電所も順次運転を開始したことで、発電量は順調に増加。東京ガとの間で資本業務提携、第三者割当増資で資本増強。 記:2024/08/26
9983 東証プライム
49,020
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+550(%)
時価総額 15,599,193百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25