マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/26 7:23:45
14,427,303
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は反発、中小型株の底堅さが次第にセンチメントを明るくさせてくる可能性

2018/11/19 12:11 FISCO
*12:11JST 日経平均は反発、中小型株の底堅さが次第にセンチメントを明るくさせてくる可能性  日経平均は反発。75.12円高の21755.46円(出来高概算6億5000万株)で前場の取引を終えた。アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議では議長国のパプアが首脳宣言の採択を断念する異例の事態となったこと、為替市場では円相場が1ドル112円台と円高に振れて推移のなか、日経平均は小幅に下落して始まった。ただし、その後は先週末にエヌビディア・ショックで売られたソフトバンクG<9984>やハイテク株の一角が反発をみせており、日経平均はプラス圏での推移をみせている。また、中小型株の売買は活発化しており、マザーズ指数が2%を超える上昇となったことも、安心感につながっている。  東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは、鉱業、その他製品、電気機器、情報通信、精密機器、医薬品が堅調。半面、銀行、保険が2%を超える下落となったほか、鉄鋼、石油石炭、パルプ紙、その他金融が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクGが1社で日経平均を約40円押し上げているほか、東エレク<8035>、ファナック<6954>、テルモ<4543>、信越化<4063>が堅調。一方で、ファーストリテ<9983>が重石になっている。  APEC首脳会議での議長国の首脳宣言の採択断念といった異例の事態によって米中貿易摩擦への不透明感が強まった格好だが、かえって11月末に予定されている米中首脳会談への期待から売り込みづらくさせている。また、エヌビディアは週末に18%を超える下げとなったが、想定の範囲内であったことからかソフトバンクGが切り返しをみせていることが日経平均を押し上げる一因になっている。また、同様に先週末に急落した任天堂<7974>が反発をみせていることも安心感につながるほか、連日のストップ安を付けていたRIZAPグループ<2928>が早い段階で寄り付いてきたことも一先ず需給整理の一巡を窺わせる。  日経平均は5日、25日線に上値を押される格好からこう着が続こうが、一方でマザーズ指数は2%を超える上昇で25日線が支持線として意識されている。個人主体の物色ではあるが、中小型株の底堅さが次第にセンチメントを明るくさせてくる可能性がありそうだ。 《AK》
関連銘柄 8件
233
11/25 15:30
-1(%)
時価総額 139,023百万円
ボディメイク事業等を展開するRIZAPを中核とする持株会社。健康食品等の販売を行う健康コーポレーション、インテリア雑貨等を手掛けるBRUNOなども傘下に持つ。chocoZAP事業の拡大に引き続き注力。 記:2024/08/27
4063 東証プライム
5,759
11/25 15:30
+110(%)
時価総額 11,527,744百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
4543 東証プライム
3,108
11/25 15:30
+35(%)
時価総額 4,633,086百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
6954 東証プライム
4,197
11/25 15:30
+83(%)
時価総額 4,177,774百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7974 東証プライム
8,199
11/25 15:30
+33(%)
時価総額 10,647,959百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
23,135
11/25 15:30
+885(%)
時価総額 10,911,229百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9983 東証プライム
50,730
11/25 15:30
+1,710(%)
時価総額 16,143,351百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25
9984 東証プライム
8,874
11/25 15:30
+288(%)
時価総額 13,044,736百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17