マーケット
11/26 15:15
38,442.00
-338.14
44,860.31
+123.74
暗号資産
FISCO BTC Index
11/27 23:25:57
14,336,029
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は小幅続落、中国懸念などに振らされる場面を警戒

2018/7/3 12:21 FISCO
*12:21JST 日経平均は小幅続落、中国懸念などに振らされる場面を警戒  日経平均は小幅続落。6.20円安の21805.73円(出来高概算6億5000万株)で前場の取引を終えている。  2日の米国市場でNYダウは3日続伸し、35ドル高となった。トランプ大統領の発言を受けて通商問題に対する過度な警戒感が和らいだほか、6月の米サプライマネジメント協会(ISM)製造業景況感指数が市場予想を上回ったことなども好感された。朝方は円相場も落ち着きを見せており、本日の日経平均は自律反発に期待した買いが先行して77円高からスタートした。寄り付き後は円相場の下落とともに上げ幅を3ケタに広げる場面があったももの、通商問題を巡る先行き不透明感や中国の景気減速への警戒感などが重しとなり、度々マイナスに転じるなど方向感に乏しい展開となった。東証1部の値下がり銘柄数は全体の6割近くとなった。  個別では、三菱UFJ<8306>、東エレク<8035>、キヤノン<7751>、KDDI<9433>、ファナック<6954>などがさえない。キヤノンは目標株価引き下げの動きが観測されている。一方、任天堂<7974>、ソフトバンクG<9984>、東海カーボ<5301>などが堅調で、トヨタ自<7203>は小高い。ファンケル<4921>、ミネベア<6479>などではレーティング動向を手掛かりとした物色が見られる。また、ミサワ<3169>などが東証1部上昇率上位に顔を出した。セクターでは、非鉄金属、海運業、精密機器などが下落率上位。半面、石油・石炭製品、空運業、鉱業などが上昇率上位となった。  米国株式市場は3日が短縮取引、4日が休場(独立記念日のため)となるため、海外投資家の取引参加が減少して商いも低調となりそうだ。ただ、日経平均はアジア株や米株価指数先物の動向を受けて、薄商いのなか下に振らされる場面が出てくる可能性がある。アジア市場では中国・上海総合指数が続落している。非鉄金属や海運といった景気敏感株の軟調推移は、米国と中国などの国々の通商問題を巡る対立の影響や、中国景気減速に対する警戒感の根強さを窺わせる。日経平均は前日に節目の22000円を割り込み、下値不安も台頭しつつある。  全般に買い手掛かりの乏しいなか、レーティング引き上げ等で安心感のある銘柄への個別物色が中心となりそうだ。また、新興市場ではマザーズ指数が取引時間中の年初来安値を更新しているが、前日に続きZUU<4387>など直近IPO銘柄の一角が買いを集めている。中小型株でも需給面で銘柄選別色が強まっているものと考えられる。(小林大純) 《AK》
関連銘柄 13件
3169 東証スタンダード
661
11/27 15:30
-24(%)
時価総額 4,701百万円
オリジナルの家具やラグ、カーテン、雑貨等を扱うライフスタイルショップ「unico」を展開。自社で商品を企画・開発し、生産は外部に委託。27.1期営業利益5.4億円目標。家具などで新商品開発を進める。 記:2024/10/24
4387 東証グロース
702
11/27 15:30
-1(%)
時価総額 3,335百万円
経済・金融情報サイト「ZUU online」の運営を行う。クラウドファンディング等のフィンテック・トランザクション事業も展開。コンサルティング事業は構造改革中。金融商品仲介業、保険代理業は順調に伸びる。 記:2024/06/24
4921 東証プライム
2,792
11/27 15:30
-1(%)
時価総額 363,946百万円
ファンケル化粧品、アテニア化粧品が柱の化粧品メーカー。サプリメントなど栄養補助食品関連事業等も手掛ける。機能性表示食品市場でトップクラスのシェア。キリンHDによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/10/21
5301 東証プライム
908.9
11/27 15:30
-13(%)
時価総額 204,451百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。黒鉛電極、カーボンブラックで国内トップシェア。ファインカーボン事業、アルミ電解用のカソード等も手掛ける。ファインカーボン及び工業炉に積極投資。26.12期売上高4580億円目標。 記:2024/10/20
6479 東証プライム
2,415
11/27 15:30
-26(%)
時価総額 1,031,401百万円
ミネベア、ミツミ電機の経営統合で誕生した総合精密部品メーカー。ミニチュアボールベアリングなどで世界トップシェア。超精密機械加工技術が強み。配当性向は20%程度目処。高付加価値製品の拡販などに注力。 記:2024/08/06
6954 東証プライム
3,973
11/27 15:30
-205(%)
時価総額 3,954,800百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,571
11/27 15:30
-96.5(%)
時価総額 40,608,912百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7751 東証プライム
4,962
11/27 15:30
-18(%)
時価総額 6,618,132百万円
精密機器大手。1937年設立。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上比率は7割超。商業印刷、産業印刷分野はラインアップ強化図る。 記:2024/10/21
7974 東証プライム
8,527
11/27 15:30
+218(%)
時価総額 11,073,930百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。海外売上高比率は7割超。新規タイトル、追加コンテンツの継続投入でプラットフォームの活性化を図る。 記:2024/07/28
8035 東証プライム
22,240
11/27 15:30
-410(%)
時価総額 10,489,118百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
1,768
11/27 15:30
-26.5(%)
時価総額 23,482,567百万円
三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、三菱UFJニコスなどを傘下に収める総合金融グループ。世界最大の金融機関の一つ。アジアプラットフォームの強靭化などに取り組む。 記:2024/07/29
9433 東証プライム
4,915
11/27 15:30
-11(%)
時価総額 10,772,923百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04
9984 東証プライム
8,981
11/27 15:30
+137(%)
時価総額 13,202,025百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17