マーケット
11/28 15:15
38,349.06
+214.09
44,722.06
-138.25
暗号資産
FISCO BTC Index
11/29 4:57:34
14,440,766
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は大幅続落、保険や証券、銀行といった金融セクターの一角が小じっかり

2018/3/20 12:15 FISCO
*12:15JST 日経平均は大幅続落、保険や証券、銀行といった金融セクターの一角が小じっかり  日経平均は大幅続落。211.97円安の21268.93円(出来高概算5億9000万株)で前場の取引を終えた。19日の米国市場ではNYダウが335ドル安となった。フェイスブックによる情報漏洩問題を巡り、欧米議会で調査を求める動きが活発化。他のハイテク企業でも起こり得るとの懸念も強く、ハイテク株を中心に売りが先行した。また、中国との貿易摩擦問題への懸念も不安視された。シカゴ日経225先物清算値は大阪比150円安の21120円となり、これにサヤ寄せする格好から日経平均は21300円を下回った。  円相場が1ドル106円台と円高が一服する中、前場半ばには一時21300円を回復する場面もみられた。しかし、祝日を控えているほか、連邦公開市場委員会(FOMC)で政策金利であるFF金利誘導目標を引き上げる見込みであり、2018年の利上げ見通しを引き上げるかどうかを見極めたいとするムードも強い。そのため、戻りも鈍く、21300円を挟んでのこう着が続いている。  午後は日銀のETF買い入れへの思惑のほか、祝日前でのポジション調整を伴う買い戻しも意識されやすく、下げ渋る動きが期待されるところである。ただし、指数インパクトの大きいところでは、ファナック<6954>、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、資生堂<4911>、日東電<6988>が重しとなっており、大きなリバウンドは期待しづらい。ただ、ディフェンシブ寄りではあるが、保険や証券、銀行といった金融セクターの一角が小じっかりであり、米利上げ加速への思惑等から、買い戻す流れが意識されそうである。  また、昨日下げのきつかった中小型株だが、一先ず下げ渋る動きをみせているものの、昨日の下落に対する需給懸念も燻るなか、引けにかけて一方向にトレンドが振れやすい点は警戒しておきたい。(村瀬智一) 《AK》
関連銘柄 5件
4911 東証プライム
2,876.5
11/28 15:30
+70.5(%)
時価総額 1,150,600百万円
大手化粧品メーカー。1872年創業。SHISEIDO、エリクシール、マキアージュ等のブランドを展開。レストラン事業、美容室事業も。DOE2.5%以上目安。米州・欧州・アジアパシフィック事業に経営資源投下。 記:2024/07/05
6954 東証プライム
3,935
11/28 15:30
-38(%)
時価総額 3,916,974百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6988 東証プライム
2,395
11/28 15:30
±0(%)
時価総額 1,692,693百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
8035 東証プライム
23,740
11/28 15:30
+1,500(%)
時価総額 11,196,567百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9984 東証プライム
9,048
11/28 15:30
+67(%)
時価総額 13,300,515百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17