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成長期の割安超小型株を狙う!(個人投資家ごまおさん)

投資関係の情報を発信される個人投資家ごまおさんに成長可能性がある銘柄発掘のためのスクリーニング条件をお聞きしました。

(ごまおさん)

ごまおさんの投資手法は、【マーケットの魔術師オーストラリア編第2章のピーター・ガイの小型株投資】を参考に、成長初期にある超小型株(およそ時価総額100億円未満)を予想PER10倍以下といった割安な価格で仕込み、一定の時間を経て株価が大きく上昇する局面を狙う手法です。

企業の業績拡大に伴う株価上昇と、超小型株からある程度の規模の銘柄となることでのバリュエーション拡大による株価上昇が取り込める投資手法です。

定量的にスクリーニングをした後に、ごまおさんは十分な定性分析もされています。定性分析の結果によってはスクリーニングでヒットした銘柄でも投資しない場合もありますし、スクリーニングの範囲を広げて、投資される場合もあります。

ごまおさんは長期に渡って消費者に受けいられている、商品やサービスを提供している会社を好まれる傾向があるそうです。これは変化が激しい業種においては、技術革新などにより企業が提供する商品やサービスの陳腐化が進みやすく、成長ステージが想定よりも早く終わってしまう可能性があるからです。このため、ごまおさんはBtoBよりもBtoCを展開する企業を好み、業種としては小売り・不動産を好まれ、ITや製造業は避ける傾向があります。

こちらの手法でごまおさんはシノケングループ〈8909〉や常磐開発※(2021年2月にエタニティ(株)による株式公開買付けが成立し、5月に上場廃止)に投資を行い、リターンを得られました。

では実際にスクリーニング条件を設定していきましょう。

条件1、
一般的に企業は成長性が最も高まる時期に株式上場をし、その後成長率は鈍化していく傾向がみられます。このため成長初期にある銘柄を選択するため、ごまおさんは上場から10年以内にある銘柄を一つの選別条件としています。

これに該当する銘柄を選択するために、スクリーニング条件として、上場年月を2012年1月から2022年2月とします。

条件2、
次に超小型株を選択するため、時価総額は100億円以下を設定します。

条件3、
3つ目に、割安な株価にある銘柄を発掘するため予想PERは0倍以上10倍以下とします。

条件4、 ごまおさんは信用取引も使われます。そのため、信用手数料と同程度の利回りがある銘柄を選ばれる傾向があります。ここでは配当利回りが3%以上となるように設定します。

このスクリーニング結果を見るのはこちらから
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https://web.fisco.jp/platform/screening?recommend=recommend-gomao