FRBが金融引き締め姿勢を強化し、世界的に株式市場は軟調な展開が続いています。
今回はこのような弱気相場でもパフォーマンスが得られやすいと思われる銘柄を発掘するためのスクリーニング方法をご紹介いたします。
条件1、業種選択
業種選択で景気の影響を受けにくいとされているディフェンシブセクターを選択します。
今回は、水産・農林業、建設業、食料品、医薬品、精密機器、電気・ガス業、陸運業、情報・通信業、小売業を選びました。
条件2、指標
金融引き締めにより、金利には先高観がありこのような局面ではバリュエーションが高い銘柄ほど売られやすい傾向があります。スクリーニングではバリュエーションの低い銘柄が選別されるようにPBRを2倍、予想PERを20倍までとします。
条件3、時価総額
一般的に小型株は大型株よりもボラティリティー(株価の値動き幅)が大きく、相場下落局面では下落率も大きくなる傾向があります。弱気相場ではある程度の規模感がある銘柄に集中した方がリスクを抑える意味で得策と考え、時価総額は1000億円以上とします。
条件4、
バリュエーションが低くても、業績が縮小傾向にある銘柄を選んではいけません。安定的に業績が拡大傾向にある銘柄を選別するために過去10年の営業利益CAGR(年平均成長率)が5%以上である銘柄を選別します。
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