マーケット
12/19 15:15
38,813.58
-268.13
42,326.87
-1,123.03
暗号資産
FISCO BTC Index
12/19 19:32:39
16,081,828
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

スターバックス・アプリの支払手段に「Bakkt Cash」、決済テストを開始【フィスコ・仮想通貨コラム】

2020/3/23 15:42 FISCO
*15:42JST スターバックス・アプリの支払手段に「Bakkt Cash」、決済テストを開始【フィスコ・仮想通貨コラム】 Bakkt(バックト)のアダム・ホワイト社長は自身のツイッターで3月16日、決済ツール「Bakkt Cash」をスターバックスのモバイルアプリに統合した事を発表した。スターバックスのモバイルアプリユーザーは、試験的に「Bakkt Cash」でコーヒーの代金を支払うことが可能となっている。 2018年8月にインターコンチネンタルエクスチェンジ(ICE)が設立を発表したBakktは、機関投資家向けの規制されたビットコイン先物取引・保管プラットフォームだ。ICEはBakkt設立に当たってスターバックスやマイクロソフトと提携しており、当初から消費者向けの支払いアプリケーションに関心を示してきた。実際にBakktが小売店の支払いオプションとして決済機能を統合するのはスターバックスが初めてとなる。 現在のところ「Bakkt Cash」はベータ版であり、早期利用プログラムに登録したスターバックスのモバイルアプリユーザーのみが利用可能だ。Bakkt関係者の情報に基づいてCoindeskが伝えたところによると、スターバックス・アプリでの「Bakkt Cash」の支払利用はあくまでもテスト期間中に限定されている。 Bakktは3月16日、デジタル資産関連サービス開発を継続するためにシリーズB資金調達で3億ドルを調達したことを発表した。投資ラウンドにはICE、マイクロソフトの投資部門M12、フィンテック企業PayU、ヘッジファンドのPantera Capital、ボストン コンサルティング グループなどが参加した。 ホワイト氏は以前からビットコインに「ストアオブバリュー(価値貯蔵手段)」以外のユーティリティが必要と主張してきた。2019年7月のビジネスインサイダーによると、「アメリカで店舗数が最も多いファストフード・チェーン」でスターバックスは1万4608店舗で第2位とされた。スターバックスでの決済利用は仮想通貨のアダプション(採用)を推し進めると期待されるため、今後の動向に注視したい。 (記事提供元:HEDGE GUIDE<https://hedge.guide/>) HEDGE GUIDEは、投資初心者向け金融・投資メディアです。資産運用や投資判断に役立つニュースやノウハウ、企業インタビューなど独自に取材・分析した記事を配信しています。 《SI》