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【注目銘柄ダイジェスト】:SWCCが大幅続伸、テルモが大幅安

2024/8/30 16:52 FISCO
*16:52JST 【注目銘柄ダイジェスト】:SWCCが大幅続伸、テルモが大幅安 <5344> MARUWA 38650 +1400 大幅反発。丸三証券では投資判断「買い」を継続し、目標株価を39000円から44000円にまで引き上げている。セラミック部品は放熱性が求められる特定領域で高いシェアを有しており、生成AI向けデータセンターにおける光トランシーバーの半導体レーザー向けの放熱基板のような新たなマーケットの開拓が期待できるとしている。HVやPHV向けで販売を拡大する車載向けも伸長しているようだ。今期以降の業績予想を上方修正している。 <6335> 東京機 391 +17 大幅反発。西尾レントオールと提携して共同開発を進めてきた自律走行清掃ロボット「一望打塵」が完成したと発表している。同ロボットは、主に建築現場などの粉塵・砂利・コンクリート片・木片・ ネジ・釘・ペットボトル大までの多様なゴミの集塵に対応可能で、最大収集量は約35リットルとなるもよう。集積したゴミの廃棄も簡易に行うことができるほか、手元のタブレット端末から清掃範囲を容易に設定することなども可能となるようだ。 <8920> 東祥 729 +49 大幅反発。三重県鈴鹿市の賃貸用不動産を信託財産とする信託受益権の売却を決定したと発表している。売却価額は非開示も、物件引渡日は11月28日を予定、25年3月期に売上計上する計画。つれて、通期業績予想を上方修正しており、売上高は従来予想の250億円から340億円に、営業利益は47億円から50億円、前期比26.3%増に引き上げている。 <5805> SWCC 5370 +400 大幅続伸。東京電力HDが27年度までに送電網の増強に4700億円を投じて大型変電所を新増設するなど、電力会社がデータセンターや半導体工場の増加に対応して送電網を増強すると報じられている。データセンターや半導体工場の開発計画が相次ぎ、電力インフラ整備が課題となってきているようだ。同報道を受けて同社や古河電工などの電線株、ダイヘンや東光高岳など電力設備投資関連に関心が向かっている。 <7867> タカラトミー 3459 +149 大幅続伸。トレーディングカードゲームの「ディズニー・ロルカナ・トレーディングカードゲーム」シリーズを25年1月から日本国内で展開すると発表している。第一弾として4種類のゲームを全国の玩具専門店、百貨店・量販店等の玩具売場、ネットショップ、「タカラトミーモール」などで発売のもよう。同シリーズは23年8月にアメリカで発売を開始し、これまでに10億枚以上販売された大人気ゲームとなっている。 <6508> 明電舎 3450 +170 大幅反発。未定としていた上半期末配当金を35円にすると発表している。前年同期末比では10円の増配となる。収益水準が低い上半期の増配発表にインパクト。また、足元の業績動向に対する安心感にもつながっているようだ。なお、期末配当金予想は引き続き未定としているが、仮に前期並みとすると年間配当金は85円となり、前日終値ベースでの配当利回りは2.6%の水準となる。 <6315> TOWA 7440 +480 大幅反発。9月末を基準日として、1:3の株式分割を実施すると発表している。投資単位当たりの金額を引き下げることで、投資家層の拡大と株式の流動性の向上を図ることを目的としている。半導体関連株は値嵩株が多く、相対的な注目度が高まるとの期待もあるようだ。なお、本日はエヌビディア株下落も米SOX指数は底堅く推移しており、国内半導体関連も総じて堅調な動きとなっていることも支援。 <4483> JMDC 4399 +125 大幅反発。東海東京証券では投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を6000円としている。製薬企業のRWD利活用の活発化、生損保領域での売上回復、健康増進支援アプリ「PepUp」の収益拡大などを想定しているもよう。同社では膨大なリアルワールドデータ(RWD)を有し、強固な参入障壁を築いているが、足元で創薬企業においてRWDの注目が高まっているもよう。親会社であるオムロンとのシナジー効果なども超長期で期待と。 <4543> テルモ 2689.5 -81.5 大幅反落。海外市場における株式の売出を実施すると発表している。売出人は金融機関を中心とする大株主7社で、売出株は計7321万1900株。売出価格は9月10日から12日の間に決定し、決定日の3営業日後が受渡期日となるもよう。一方、株式需給への影響緩和のために、発行済み株式数の1.01%に当たる1500万株、300億円を上限とする自社株買いの実施も発表。取得期間は受渡期日の翌営業日から12月30日まで。 <4967> 小林製薬 5600 +356 大幅反発。一部のオンライン記事が材料視されているもよう。香港の投資ファンドであるオアシス・マネジメントが同社株を5.20%取得しており、今後はオアシスによる創業家へのガバナンス圧力が高まることが予想されるが、こうした中で、マーケットでは小林家によるMBOが噂されていると伝えている。オアシス以外のファンドと組んでMBOを仕掛けてくる可能性などが指摘されているもようだ。
関連銘柄 10件
4483 東証プライム
4,246
11/21 15:30
+46(1.1%)
時価総額 277,476百万円
匿名加工化された疫学データを製薬会社や保険会社などに提供。国内最大規模の遠隔読影プラットフォーム、調剤薬局支援事業等も。オムロン傘下。健康情報プラットフォーム「Pep Up」の発行ID数は拡大続く。 記:2024/06/03
4543 東証プライム
3,038
11/21 15:30
-25(-0.82%)
時価総額 4,528,737百万円
医療機器メーカー。北里柴三郎などが発起人となり1921年に設立。血管内治療関連デバイスなどの心臓血管部門が主力。電子体温計、血糖自己測定器等も手掛ける。コスト削減のほか、設備投資で生産能力の拡大図る。 記:2024/08/26
4967 東証プライム
5,683
11/21 15:30
-31(-0.54%)
時価総額 443,558百万円
1919年設立の医薬品・日用品メーカー。医薬品、口腔衛生品、芳香・消臭剤等を手掛ける。ブランド数は150超。アイボン、消臭元などが主力取扱ブランド。広告、販促などへの積極投資で国際事業の売上拡大図る。 記:2024/10/08
5344 東証プライム
44,440
11/21 15:30
±0(0%)
時価総額 549,812百万円
エレクトロニクス用及び産業用セラミックス、電子部品の製造・販売等を行う。セラミック基板の高熱伝導基板で世界トップシェア。照明機器事業も。車載関連事業はハイブリッド、プラグインハイブリッド向けで拡大見込む。 記:2024/06/07
5805 東証プライム
7,430
11/21 15:30
±0(0%)
時価総額 229,045百万円
電線準大手。電線ケーブルや送電システム用電力機器、免震装置等を手掛ける。旧社名は昭和電線ホールディングス。アルミ架空送電線事業からの撤退を決定。27.3期営業利益150億円目標。海外事業の新展開等に注力。 記:2024/06/04
6315 東証プライム
1,615
11/21 15:30
+5(0.31%)
時価総額 121,353百万円
半導体製造装置メーカー。京都府京都市に本社。半導体モールディング装置で世界トップシェア。超精密金型の製造・販売等も行う。海外売上比率は8割超。開発リソースへ積極的に資源投入。半導体事業の収益力強化図る。 記:2024/08/09
6335 東証スタンダード
355
11/21 15:30
+9(2.6%)
時価総額 3,099百万円
国内最大手の新聞印刷機メーカー。1874年創業。国内主要新聞社などが主要取引先。商業印刷用輪転機、自動化・省力化機器等も手掛ける。新規事業の拡大等に注力。自律走行清掃ロボットを西尾レントオールと共同開発。 記:2024/06/29
6508 東証プライム
4,060
11/21 15:30
-120(-2.87%)
時価総額 184,844百万円
中堅重電メーカー。1897年創業。変電・配電システムや発電システム、電鉄用システム、上下水道プラント用設備、半導体製造分野向け機器等を手掛ける。変電事業は北米などの需要増、収益性改善策の寄与で順調。 記:2024/06/15
7867 東証プライム
3,969
11/21 15:30
-135(-3.29%)
時価総額 371,566百万円
大手玩具メーカー。1924年創業。トミカ、プラレール、リカちゃんなど人気商品多数。アジア、米国など海外でも事業展開。持分法適用関連会社にタツノコプロ。ヒット商品の創出力が強み。年齢軸の拡大等に取り組む。 記:2024/10/08
8920 東証スタンダード
640
11/21 15:30
+2(0.31%)
時価総額 24,522百万円
16歳以上の大人だけのスポーツクラブ「ホリデイスポーツクラブ」を全国展開。ホテル事業、マンションの賃貸を行う不動産事業も。ABホテルを傘下に持つ。スポーツクラブは100店舗超。既存店舗の収益力回復に注力。 記:2024/06/07