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【注目銘柄ダイジェスト】:川崎船が大幅反発、シルバーライフが急落

2023/12/27 16:41 FISCO
*16:41JST 【注目銘柄ダイジェスト】:川崎船が大幅反発、シルバーライフが急落 <5449> 大阪製鉄 2388 +284 急伸。アクティビストファンドとして知られるストラテジックキャピタルが株式を5%取得したことが、前日に提出された大量保有報告書で明らかになっている。保有目的は「純投資及び状況に応じて重要提案行為などを行うこと」としている。同社は日本製鉄が6割を超える株式を保有しており、親子上場の関係にある。直近では、日本製鉄が米USスチールの買収を発表し、TOB期待がやや後退した経緯もある。 <7235> 東ラヂエタ 697 +69 急伸。前日に24年3月期業績予想の上方修正を発表。営業利益は従来予想の9億円から13億円に引き上げた。堅調な需要動向を背景に日本セグメントにおける売上が想定を上回ったほか、資源市況の安定化や製造効率化及び固定費削減推進なども寄与した。上半期までの進捗から上振れ期待はあったが、想定以上の上振れと受けとめられている。なお、受取保証金の計上で純利益は5.5億円から13億円にまで上方修正。 <9262> シルバーライフ 873 -101 急落。前日に株主優待制度の廃止を発表、売り材料視される展開になっている。23年7月末株主への優待をもって廃止となるようだ。これまでは、200株以上の株主に対し、同社ECサイトで利用できる商品券1万円分を贈呈していた。より公平な利益還元実現の観点から、資金を投資や事業基盤の強化に活用することで、安定的かつ継続的な成長と中長期的な企業価値の向上を重視する戦略の一環としている。 <2778> パレモ・HD 174 -17 大幅続落。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は4億円で前年同期比9.6%減となっている。上半期は同7.4%増と増益であったが、9-11月期は0.5億円の赤字と赤字幅は前年同期比で拡大する形に。高温が続いたことによる秋物、初冬商品の販売が伸び悩んだほか、前年に需要が高まった衛生商品などの販売が大幅に縮小したもよう。同時に発表した12月期の既存店売上高も4カ月連続のマイナス成長となっている。 <4776> CYBOZU 2180 +152 大幅反発。前日に23年12月期業績予想の上方修正を発表。営業利益は従来予想の27.3億円から32.3億円、前期比5.3倍に引き上げ。広告宣伝費および販売促進費の一部において年内未執行が確定したことが背景のようだ。21日には24年12月期業績予想を発表し、23年12月期予想は据え置いていたことから、ポジティブな反応が強まっている。また、24年12月期予想に関しても保守的との見方が優勢となる形に。 <8155> 三益半導 2992 +163 大幅続伸。前日に上半期の決算を発表、営業利益は66.7億円で前年同期比5.5%減となっている。第1四半期は30億円で同6.3%減だったが、9-11月期は36.7億円で同4.9%減と、半導体市況が低迷する中で底堅い推移が継続。据え置きの通期予想103億円、前期比7.8%減に対する進捗率は64.8%となっており、上振れ可能性などが高まる状況にも。 <7649> スギHD 6668 +214 続伸。前日に第3四半期決算を発表。9-11月期営業利益は86億円で前年同期比33.5%増となり、上半期の同11.9%増から増益率は拡大する形になった。コンセンサスも10億円強上振れたとみられる。つれて、通期予想は従来の330億円から350億円、前期比10.6%増に上方修正、物販好調などで粗利益率が想定以上に上振れたとみられる。また、2月末を基準として1:3の株式分割を実施することも発表。 <3086> Jフロント 1278 -31.5 大幅続落。前日に第3四半期決算を発表。累計営業益は307億円で前年同期比52.6%増、9-11月期は110億円で同60.2%増となった。ほぼ市場コンセンサス通りでサプライズはなし、通期予想400億円も据え置いた。百貨店事業が順調に推移、国内売上は高額品中心に堅調、免税売上も好調なようだ。出尽くし感が優勢となったが、高島屋の決算後の株安受け前日に警戒感も先行していたため、売り一巡後は下げ渋る。 <9107> 川崎船 6350 +320 大幅反発。イエメンの親イラン武装組織フーシ派は大手海運会社MSCの貨物船をミサイルで攻撃したと主張、イスラエルの船舶や同国に向かう船舶への攻撃を続けるともしている。今週に入ってマースクが紅海運航再開へ準備と伝わり、同社など海運株には利益確定売りが優勢となっていたが、今回のミサイル攻撃を受けて、あらためてコンテナ船市況の先高感が強まる状況になってきているようだ。 <9984> ソフトバンクG 6357 +258 大幅高。米通信大手TモバイルUS株、約1兆1000億円相当を無償で取得すると発表している。旧スプリントがTモバイルに吸収合併された際、Tモバイルの株価が45日間の加重平均で約150ドル以上になると、同社に4875万株の普通株が無償で発行される条項があったもようで、22日にこの条件が満たされているようだ。AI分野などへの戦略投資加速化につながるとの期待が高まる展開に。
関連銘柄 10件
2778 東証スタンダード
168
5/2 15:00
-1(-0.59%)
時価総額 2,025百万円
婦人服専門店。Z世代向けアパレルブランド「ノエミー」、300円均一雑貨ショップ「イルーシー300」などを展開。284店舗展開。16店舗の新規出店実施。受取補償金を計上。24.2期3Qは2桁最終増益。 記:2024/01/27
1,422.5
5/2 15:00
+50.5(3.68%)
時価総額 384,880百万円
大手百貨店。傘下に大丸松坂屋百貨店やファッションビル大手のパルコ、博多大丸、ギンザシックスなど。百貨店事業は収益伸長。大丸心斎橋店、大丸京都店はインバウンド売上が堅調。24.2期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/01/27
4776 東証プライム
1,554
5/2 15:00
-53(-3.3%)
時価総額 81,986百万円
業務アプリ構築クラウドサービス「kintone」、中小企業向けグループウェア「サイボウズOffice」などを提供。クラウド関連事業は売上好調。23.12期通期は収益伸長。24.12期は2桁増収計画。 記:2024/04/16
5449 東証スタンダード
2,518
5/2 15:00
+43(1.74%)
時価総額 106,461百万円
日本製鉄傘下の電炉大手。山形鋼などの一般形鋼に強み。海外は東南アジアを開拓。配当性向3割目安。適正販売価格の確保図る。鋼材売上数量は堅調。事業構造改善費用は減少。24.3期3Q累計は増収、最終増益。 記:2024/02/10
7235 東証スタンダード
733
5/2 15:00
±0(0%)
時価総額 10,555百万円
ラジエーターや車体部品を扱う自動車部品メーカー。いすゞが主要顧客。オイルクーラーやEGRクーラーも手掛け、排ガス規制など環境対応製品に定評。欧米の好調や国内サプライチェーンの正常化で、3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/22
7649 東証プライム
2,333
5/2 15:00
+24(1.04%)
時価総額 443,254百万円
東海地盤のドラックストア大手。関東、関西も開拓。調剤併設に強み。日本ホスピスHDと資本業務提携。1652店舗展開。99店舗の新規出店を実施。24.2期3Q累計は2桁増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/02
8155 東証プライム
3,695
5/2 15:00
+10(0.27%)
時価総額 131,161百万円
半導体材料加工メーカー。再生ウエハーで世界トップシェア。シリコンウェハー研磨は大株主の信越化学から受託。自社開発製品の拡販推進。産商事業部は売上好調。その他取扱商品の売上が伸びる。24.5期2Qは増収。 記:2024/01/28
9107 東証プライム
2,142.5
5/2 15:00
+11.5(0.54%)
時価総額 1,531,305百万円
海運国内3位。持分法会社にコンテナ船のONE社。ドライバルク船や自動車船・内航海運に実績。倉庫管理や陸上輸送等も。LNG船や電力炭船、大型原油船等は順調に稼働。24.3期3Qはエネルギー資源部門が増収。 記:2024/02/10
9262 東証スタンダード
875
5/2 15:00
-7(-0.79%)
時価総額 9,449百万円
高齢者向け配食店をFC展開。FC加盟店や高齢者施設に食材販売を行う。直販やOEMも。24.7期1QはFC加盟店が停滞も高齢者施設向け販売やOEMが好調。だが一販管費増が利益の重石。通期では増収増益を計画。 記:2024/02/07
9984 東証プライム
7,793
5/2 15:00
+4(0.05%)
時価総額 13,426,981百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10