マーケット
11/15 15:15
38,642.91
+107.21
43,750.86
-207.33
暗号資産
FISCO BTC Index
11/16 2:38:05
13,839,379
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

【注目銘柄ダイジェスト】:第一三共が急伸、ディスコが大幅続落

2023/10/20 16:36 FISCO
*16:36JST 【注目銘柄ダイジェスト】:第一三共が急伸、ディスコが大幅続落 <8035> 東エレク 20085 -95 続落。米国市場では長期金利の上昇を受けてグロース株が売られ、SOX指数は1.3%の下落に。東京市場でも半導体関連は総じて売りが先行した。ただ、前日には台湾TSMCが7-9月期の決算を発表、売上、EPSともに前年同月比2ケタ減となったが、市場予想は上振れている。前四半期比では2ケタ増となり、10-12月期の売上ガイダンスも市場予想を上回る水準に。市況反転局面入りなども意識され、下げ渋る展開に。 <1605> INPEX 2230.5 +48 大幅反発。前日のNY原油相場では、WTI先物が一時1バレル90ドル台にまで上昇、10月3日以来の90ドル台乗せとなっている。同社など原油関連銘柄の買い材料につながる形へ。イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの地上侵攻が近いとの観測が高まっており、紛争の拡大による原油供給懸念のさらなる高まりが警戒される状況となっているもよう。 <4384> ラクスル 1138 -18 大幅続落。特別利益の計上及びAmidAHD連結子会社化に伴う24年7月期業績予想修正を発表。営業利益は20-22億円のレンジ予想から20.8-22.8億円のレンジに、純利益は9-10億円から17-18億円にそれぞれ引き上げた。特別利益は持分法適用会社のハコベル株式の一部譲渡によるもの。新規子会社化に伴う収益押し上げは従前から想定されていた通りの水準であり、次第に買い見送られる展開に。 <6146> ディスコ 28000 -405 大幅続落。前日に上半期決算を発表、7-9月期営業利益は280億円で前年同期比15.7%減だが、コンセンサス並み。5日には単体速報も発表済み。一方、10-12月期出荷額は751億円とし、7-9月期の794億円から減少見込み。中国向けパワー半導体の減速などが想定されている。ただ、コンセンサスは上振れるとみられ、総じてネガティブインパクトは限定的だが、株価も高値圏にあり、出尽くし感が先行した。 <6335> 東京機 427 +80 ストップ高。西尾レントオールと提携し、「自律走行清掃ロボット」の共同開発を進めていくと発表している。同ロボットは、建築現場に多く散在するコンクリート片・ネジ・粉塵・釘・木片などを清掃し、集積したごみの廃棄も簡単に行うことができるようになるもの。同社では同ロボットなどを含めたFA事業で26年度までに売上高10億円を目指すとしている。業容拡大につながる可能性などを期待視する動きが優勢のようだ。 <2501> サッポロHD 5057 +47 反発。シンガポールを拠点とする運用会社の3Dインベストメント・パートナーズが、同社株の大量保有報告書を提出、5.09%の株式を取得しているもよう。保有目的は、純投資および状況に応じて経営陣への助言、重要提案行為を行うこととしている。3Dインベストでは過去にも、同社に「経営改革」を要求した経緯がある。企業価値向上に向けた取り組みが促されるものとして、思惑材料視する動きが先行へ。 <6755> 富士通ゼ 2655.5 +29 大幅反発。前日に業績予想の下方修正を発表。上半期営業利益は従来予想の50億円から12億円に、通期では210億円から160億円にそれぞれ引き下げた。利益貢献の高い北米などにおいて、現地在庫削減に想定よりも時間を要しているもよう。想定以上の下方修正で売り圧力が増し年初来安値を更新。ただ、急ピッチの下落に対する反動から売り一巡後は見直し買いが優勢に。 <7545> 西松屋チェ 1863 +238 急伸。前日に提出された大量保有報告書によると、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントが同社株の5.63%を保有する大株主になったことが明らかになっている。保有目的は純投資とされている。エフィッシモは、物言う株主として知られるアクティビストファンド。現時点で「提案や要求などは受けていない」もようだが、今後の株主価値改善要求などの表面化を期待する動きが優勢となっているようだ。 <5929> 三和HD 2028 +103 大幅反発。前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の185億円から275億円、前年同期比27.9%増に引き上げ。米州事業において想定以上に売価維持ができたほか、国内事業も堅調に推移しているようだ。通期業績については現在精査中としている。第1四半期業績から上振れ期待は高かったとみられるが、一転しての大幅増益見通しにはインパクトが先行へ。 <4568> 第一三共 4095 +516 急伸。独自技術を使ったがん領域の3製品で、米メルクと全世界での開発・商業化契約を締結したと発表。DXd-ADC技術を用いたパトリツマブ デルクステカン、DS-7300、DS-6000が対象とされ。製造と供給は同社が担い、40億ドルの契約時一時金、15億ドルの後払い一時金、最大165億ドルの販売マイルストーンを受け取る。3製品計の売上規模は30年代半ばに向けて数十億ドルに達する可能性があると。
関連銘柄 10件
1605 東証プライム
2,040.5
11/15 15:30
+40.5(2.03%)
時価総額 2,569,267百万円
国内最大の石油・天然ガス開発会社。旧社名は国際石油開発帝石。石油元売り大手などが主要取引先。イクシスLNGプロジェクトなど世界約20カ国でプロジェクト展開。再生可能エネルギーの安定収益化などに取り組む。 記:2024/07/29
7,910
11/15 15:30
+241(3.14%)
時価総額 623,261百万円
サッポロビール、ポッカサッポロフード&ビバレッジ、サッポロ不動産開発などを傘下に収める持株会社。ビールは国内4位。恵比寿ガーデンプレイスを保有。酒類事業に経営リソース集中。国内はビール、RTDを強化。 記:2024/10/05
4384 東証プライム
1,198
11/15 15:30
-9(-0.75%)
時価総額 70,650百万円
印刷・集客支援のプラットフォーム「ラクスル」、テレビCM・動画広告のプラットフォーム「ノバセル」の運営等を行う。ラクスルの累計登録ユーザー数は274万人超。27.7期EBITDA100億円目指す。 記:2024/10/25
4568 東証プライム
4,615
11/15 15:30
+64(1.41%)
時価総額 8,985,562百万円
大手製薬会社。抗悪性腫瘍剤「エンハーツ」、抗凝固剤「リクシアナ」などが主力品。かぜ薬「ルル」、解熱鎮痛薬「ロキソニンS」などで知名度高い。米メルクと戦略的提携。がん事業への集中的な資源投入を図る。 記:2024/08/26
5929 東証プライム
4,407
11/15 15:30
-30(-0.68%)
時価総額 1,009,203百万円
総合建材メーカー「三和シヤッター工業」が中核の持株会社。鋼製シャッター、スチールドア、軽量引き戸などで国内トップシェア。北米、欧州など海外でも事業展開。シャッター、ドア事業のシェア拡大などに注力。 記:2024/08/10
6146 東証プライム
42,580
11/15 15:30
+2,280(5.66%)
時価総額 4,612,138百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6335 東証スタンダード
344
11/15 15:30
+6(1.78%)
時価総額 3,003百万円
国内最大手の新聞印刷機メーカー。1874年創業。国内主要新聞社などが主要取引先。商業印刷用輪転機、自動化・省力化機器等も手掛ける。新規事業の拡大等に注力。自律走行清掃ロボットを西尾レントオールと共同開発。 記:2024/06/29
6755 東証プライム
1,938
11/15 15:30
-14(-0.72%)
時価総額 211,901百万円
ルームエアコン等の空調事業が主力の電機メーカー。100カ国以上に空調機を提供。消防無線システム、電子デバイス等も手掛ける。海外売上高比率が高い。空調機は国内堅調、アジア向けの販売が拡大。経営効率化進める。 記:2024/10/17
7545 東証プライム
2,227
11/15 15:30
+31(1.41%)
時価総額 154,975百万円
ベビー用品や子供衣料、マタニティグッズ、育児用品等の専門店を全国展開。出店はロードサイド中心。低価格PB商品の開発に注力。1120店舗展開。オンラインストアは売上堅調。海外向け卸売も拡大。IT化で効率化。 記:2024/10/04
8035 東証プライム
22,300
11/15 15:30
+290(1.32%)
時価総額 10,517,416百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07