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【注目銘柄ダイジェスト】:WSCOPEが大幅反発、レーザーテックが大幅反落

2022/12/7 16:38 FISCO
*16:38JST 【注目銘柄ダイジェスト】:WSCOPEが大幅反発、レーザーテックが大幅反落 <6920> レーザーテック 26280 -1375 大幅反落。米国市場では、ISM非製造業景気指数の上振れなどで金融引き締めの長期化が意識される状況となり、グロース株中心の下落となっており、SOX指数もエヌビディアやAMDの株価下落で2.4%安、4日続落となっている。東京市場でも同社など半導体関連に売りが集まる展開となっている。TSMCの米新工場新設が発表されているものの、織り込み済みとあって、本日はポジティブな反応が限定的に。 <5802> 住友電工 1566 +22 続伸。ゴールドマン・サックス証券では、産業エレクトロニクス5社のカバレッジを新規に開始。出遅れたインフラ投資にチャンスありとして、同社とフジクラ<5803>を「買い」推奨としている。同社に関しては目標株価を2200円に設定している。短期的には光ファイバーケーブルと自動車回復が売上成長を牽引し、中長期では電力インフラ分野も投資拡大による恩恵が期待できるとみているようだ。 <6324> ハーモニック 3640 -5 反落。クレディ・スイス証券は投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に、目標株価も5420円から3820円に引き下げた。ナブテスコ<6268>による同社株の売却について、昨年2月から今年7月にかけて同社株が売却された際と同様のペースで株式売却が行われるとした場合、約800万株の売却が残っていると推測。受注底打ちは予想されるが、株式需給への影響を補うほどの力強い回復は当面見込めないと。 <6619> WSCOPE 1800 +115 大幅反発。韓国子会社が大手鉄鋼メーカーポスコのアルゼンチン法人と、イオン交換膜スタックモジュールの供給に関し基本合意書を締結したと発表している。契約金額は韓国子会社来年度売上額の10%以上の規模になる見込みとされている。競合他社比でリチウムの抽出効率が高く、耐久性に優れた製品の開発に成功したことで、今回の合意締結に至ったもよう。24年第1四半期から供給を開始する計画のようだ。 <2752> フジオフード 1348 -5 続落。遅延していた第3四半期決算を発表、営業損益は17億円の赤字となり、通期予想は従来の4.7億円の赤字から18.7億円の赤字に下方修正している。コロナ第7波による外食機会の減少、円安進行によるコスト上昇などが背景。減損損失の計上で、最終損益は0.2億円の黒字から19.7億円の赤字に下方修正。ただ、業績下振れ懸念が強かったこと、株主優待権利取りの動きから、下げ幅は限定的なものにとどまっている。 <1514> 住石HD 419 +49 急伸。前日に明らかになった大量保有報告書によると、著名投資家である井村俊哉氏の保有比率が9.87%から12.71%に上昇した。市場内での株式取得が進んでいるもよう。12月1日に7.65%の大量保有が明らかになって以降も取得ペースが速まっており、需給思惑などが一段と強まる形。なお、前日も7.65%から9.87%への保有比率上昇が伝わっていたが、短期的な過熱感による利食い売りが優勢とだった。 <4499> Speee 1645 -82 大幅続落。SBI証券は投資判断を「買い」から「中立」に、目標株価も5500円から1980円にまで引き下げた。23年9月期は投資期と位置付けられ、業績の踊り場になると見込んでいる。同証券では「先を見据えた投資」というよりも「足元の状況に急遽対応を迫られたための投資」という印象としている。不透明感の増大や情報開示状況などを考慮して、従来の再来期でなく今期の一株当たり利益を株価評価に適用している。 <4392> FIG 460 +30 大幅続伸。9月15日の年初来高値水準を更新。ドローン関連の一角として物色人気が集まっているもよう。国土交通省は、ドローンの機体が操縦者に見えない状態でも住宅地などで飛ばせるよう規制を緩和しているほか、ドローン国家資格(免許)制度も5日から新設されている。さらに、日本郵便とACSL<6232>が大型物流ドローンの新機体を6日に発表している。前日はACSLが大幅高となる展開であった。 <6185> SMN 500 +43 大幅反発。読売新聞、大日本印刷と、テレビ、新聞、出版物に接するユーザーの行動データに基づく新たな広告サービス「Media X」の運用で協業すると発表。3社連携によって、新聞・テレビ・出版物の3種類のマスメディアを横断するデータマーケティングが実現可能となる。ソニーグループ、読売新聞グループ、DNPグループのリソースや強みの掛け合わせによるシナジー効果、新たな協業の可能性などが期待される展開に。 <3067> 東京一 527 -49 大幅続落。株式の立会外分売を実施すると前日に発表している。分売予定株式数は44万8000株、分売予定期間は12月13日から16日まで。株式の分布状況の改善、流動性向上を図り、流通株式時価総額の拡大によりプライム市場の上場維持基準適合を実現する ことを目的としている。出来高が1万株に満たない日が多い状況下、短期的な需給インパクトを警戒する動きが優勢に。
関連銘柄 13件
1514 東証スタンダード
824
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+2(0.24%)
時価総額 48,528百万円
住石マテリアルズを中核とする持株会社。石炭の輸入販売が主力。人工ダイヤなど先端素材の製造・販売、砕石の採取等も。麻生と資本業務提携。新素材事業部門では化合物半導体関連企業との関係強化などに取り組む。 記:2024/06/09
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+3(0.23%)
時価総額 60,595百万円
「まいどおおきに食堂」などを全国展開するフジオフードシステムを中核とする持株会社。ステーキレストランや手打ち蕎麦専門店、アグリ事業等も。グループ店舗数は710店舗超。直営事業では集客力向上施策などを実施。 記:2024/07/05
3067 東証スタンダード
500
11/22 15:30
-4(-0.79%)
時価総額 4,515百万円
泳ぎとらふぐ料理専門店「とらふぐ亭」、寿司・魚料理「魚王KUNI」などの運営を行う飲食事業が主力。養殖・卸売等を手掛ける外販事業も展開。米ニューヨークにも店舗。6次産業化推進。陸上養殖とらふぐは生産順調。 記:2024/08/27
4392 東証プライム
293
11/22 15:30
-1(-0.34%)
時価総額 9,222百万円
モバイルクリエイト、REALIZE(旧・石井工作研究所)などを傘下に収める持株会社。大分県大分市に本社。IP無線システム、半導体・自動車関連製造装置等を手掛ける。マルチメディアシステムの市場開拓推進。 記:2024/08/26
4499 東証スタンダード
4,960
11/22 15:30
+700(16.43%)
時価総額 52,953百万円
不動産の一括査定サイト「イエウール」、リフォームのマッチングプラットフォーム「ヌリカエ」の運営を行う。DXコンサル、金融DX事業等も。レガシー産業DX事業では加盟業者数、ユーザー数ともに順調に増加。 記:2024/07/01
5802 東証プライム
2,996
11/22 15:30
+36.5(1.23%)
時価総額 2,378,647百万円
ワイヤーハーネス、自動車電装部品等の自動車関連事業が主力。1897年創業。送配電用電線・ケーブル、光ファイバ・ケーブル、電子ワイヤー等も。環境エネルギー関連事業では電動車用平角巻線の拡販等に注力。 記:2024/10/07
5803 東証プライム
5,749
11/22 15:30
+162(2.9%)
時価総額 1,700,916百万円
独立系電線メーカー大手。1885年創業。光ファイバケーブルや通信ケーブル、圧力センサ、プリント回路、自動車電装品等を手掛ける。光ファイバ融着接続機に強み。自動車事業部門は収益性改善に引き続き取り組む。 記:2024/08/05
6185 東証スタンダード
323
11/22 15:30
-17(-5%)
時価総額 4,765百万円
広告買付プラットフォームのDSP「Logicad」の提供等を行うアドテクノロジー部門が主力。ソニーグループ。クローズド型アフィリエイト等も。TVBridgeが注力商材。25.3期最終黒字転換見通し。 記:2024/07/02
6232 東証グロース
1,191
11/22 15:30
-30(-2.46%)
時価総額 18,834百万円
産業用ドローンの自社開発、ドローン活用の無人化システムの受注開発・生産・販売等を行う。独自開発の自律制御技術に強み。日本郵便と物流専用新型ドローンを共同開発。取引先は230社超。小型空撮、物流が注力領域。 記:2024/10/09
6268 東証プライム
2,348
11/22 15:30
-10.5(-0.45%)
時価総額 284,258百万円
制御装置大手。精密減速機、鉄道車両用機器、航空機器、自動ドア、商用車用機器、油圧機器、舶用機器、包装機などを展開。太陽追尾駆動装置向けにも注力。中国の景気低迷響き、設備投資需要等弱含み。原価低減を図る。 記:2024/06/14
1,882
11/22 15:30
-102(-5.14%)
時価総額 181,265百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータなども手掛ける。先進医療用途は需要拡大。配当性向30%目処。27.3期売上900億円目標。 記:2024/07/26
6619 東証プライム
327
11/22 15:30
-2(-0.61%)
時価総額 18,031百万円
リチウムイオン二次電池用セパレータの製造、販売を行う。イオン交換膜事業等も手掛ける。売上構成比は車載向けが6割超。欧米、アジア地域のEV用電池メーカーなど新規顧客開拓図る。製品競争力の強化等にも注力。 記:2024/07/28
6920 東証プライム
17,280
11/22 15:30
±0(0%)
時価総額 1,629,262百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11