マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
43,870.35
+461.88
暗号資産
FISCO BTC Index
11/23 2:46:08
15,326,360
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

【注目銘柄ダイジェスト】:洋缶HDが大幅続伸、都築電気が急落

2022/2/7 17:12 FISCO
*17:12JST 【注目銘柄ダイジェスト】:洋缶HDが大幅続伸、都築電気が急落 <4061> デンカ 3635 -390 急落。本日午前発表した22年3月期第3四半期の累計営業益は前年同期比14.8%増の321.8億円だった。ただ、10-12月期は同56.4%減の69.6億円と大幅減に転じ、市場予想を40億円程下回る。また、通期計画は従来計画の440億円から400億円に下方修正。エラストマー分野では米ハリケーンの影響で稼働が止まっていたDPEの立ち上げが想定より遅れ、ポリマー分野でも中国市況悪化などが響いた。 <5901> 洋缶HD 1519 +101 大幅続伸。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は340億円で前年同期比74.3%増益となり、通期予想は従来の290億円から340億円、前期比27.5%増に上方修正した。海外子会社における製缶・製蓋機械や飲料充填品の販売好調推移が上方修正の背景。また、年間配当金も従来計画の46円から78円に引き上げ、先週末終値ベースでの配当利回りは5.5%の水準にまで高まる形となった。 <5632> 三菱製鋼 1255 +176 急伸。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業損益は46.5億円の黒字で前年同期比89.3億円の損益改善となった。通期予想は従来の43億円の黒字から52億円の黒字に上方修正。建設機械需要の好調が続いているほか、特殊鋼鋼材事業における生産コスト改善や在庫評価益などによる損益改善が業績上振れの背景。業績上方修正に伴って、年間配当金も従来計画の40円から50円に引き上げた。 <8157> 都築電気 1402 -269 急落。先週末に株式売出の実施を発表、当面の需給悪化につながるとの見方が優勢となっている。売出人は三菱UFJ、みずほ、三井住友、三井住友信託など大株主の金融機関で、売出株は93万6000株。上限13万8000株のオーバーアロットメントによる売出も実施する。売出株数は最大で、自社株を除いた発行済み株式数の6%程の水準となる。流動性が低いことでインパクトが強まると懸念されているようだ。 <4062> イビデン 6030 -340 大幅反落。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は194億円で前年同期比59.3%増、市場予想を30億円程度上回る。電子事業が堅調だったほか、セラミック事業も収益性が改善し、ポジティブな内容との見方が多いが、通期計画の625億円を据え置いたことが、同業の新光電工との比較でネガティブに捉えられたようだ。市場予想を30億円程度下振れる水準になっている。 <6383> ダイフク 8530 +820 急伸。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業益は330億円で前年同期比9.7%増となり、通期計画は従来の450億円から485億円に上方修正している。半導体・液晶生産ライン向けシステムの受注が引き続き順調に推移しているほか、利益率の改善も図れているもよう。年間配当金も従来計画の85円から90円に引き上げ。足元でグロース株売りの流れに押され株価が調整していただけに、見直しの契機となっている。 <9684> スクエニHD 5930 +200 大幅続伸。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は210億円で前年同期比2.2倍と急拡大、市場コンセンサスを60億円程度上回る着地となっている。オンラインゲーム「ファイナルファンタジーXIV」の想定以上の好調などが主因となっている。通期予想は従来の400億円から500億円、前期比5.9%増に上方修正だが、第3四半期までで同水準を超過しており、さらなる上振れ期待なども高いもよう。 <6976> 太陽誘電 5290 -530 急落。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は176億円で前年同期比57.5%増となり、ほぼ市場想定通りの水準で着地。通期計画は640億円を据え置いており、決算数値に大きなインパクトは乏しいと。発行済み株式数の1%に当たる120万株を上限とした自社株買いの実施も発表。ただ、コンデンサの足元受注や第4四半期の売上伸び悩み見通しなどをマイナス視する動きが優勢に。 <7733> オリンパス 2263 -315 急落。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は327億円で前年同期比5.2%減となり、400億円程度の市場予想を下回った。販管費が想定以上に膨らんだほか、減損計上などが市場想定比下振れの背景、中国市場の成長モメンタムもやや鈍化とみられる。通期予想はコンセンサス水準の1440億円を据え置いたが、足元で株価が回復していたこともあり、10-12月期減益決算をネガティブ視の動きが優勢に。
関連銘柄 9件
4061 東証プライム
2,131
11/22 15:30
+13.5(0.64%)
時価総額 188,713百万円
1915年設立の総合化学メーカー。クロロプレンゴム、球状シリカと世界トップシェア。電子回路基板や半導体工程用材料、ワクチン、肥料、ABS樹脂等も手掛ける。アセチレンブラックの生産・販売体制の強化に注力。 記:2024/10/08
4062 東証プライム
4,888
11/22 15:30
+125(2.62%)
時価総額 688,529百万円
ICパッケージ基板で世界トップシェア。1912年に揖斐川電力として創業。岐阜県大垣市に本社。自動車排気系部品等のセラミック事業も。電子事業は生成AI用サーバー向けが順調。28.3期売上6500億円目標。 記:2024/06/15
5632 東証プライム
1,400
11/22 15:30
+16(1.16%)
時価総額 21,993百万円
三菱グループの特殊鋼メーカー。1917年創業。自動車や建機、鉄道向け等の特殊鋼鋼材、ばねが柱。素形材事業、磁力選別機などの機器装置事業等も。25.3期はばね事業で精密部品の大型案件の量産開始等を見込む。 記:2024/07/26
2,303.5
11/22 15:30
+49.5(2.2%)
時価総額 405,098百万円
東洋製罐を中核とする持株会社。製缶、PETボトルなどで国内トップシェア。エンジニアリング・充填・物流事業、鋼板関連事業、機能材料関連事業等も。総還元性向80%目安。既存事業領域の持続的な成長図る。 記:2024/08/19
6383 東証プライム
3,288
11/22 15:30
+32(0.98%)
時価総額 1,248,881百万円
マテリアルハンドリング業界最大手の物流システムメーカー。1937年創業。自動倉庫システム、無人搬送車、仕分け・ピッキングシステム等を手掛ける。一般製造業・流通業向けではFA分野における新領域開拓等に注力。 記:2024/08/06
6976 東証プライム
2,149
11/22 15:30
-60.5(-2.74%)
時価総額 279,838百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサ等のコンデンサが主力。インダクタや通信用デバイス、アルミニウム電解コンデンサ等も。自動車、情報インフラ・産業機器が注力市場。インダクタや複合デバイスは売上順調。 記:2024/06/11
7733 東証プライム
2,458.5
11/22 15:30
-19.5(-0.79%)
時価総額 2,895,375百万円
医療機器メーカー。1919年創業。消化器内視鏡で世界トップシェア。外科手術用エネルギーデバイス、人工骨補填材、整形外科用器具等も。海外売上比率が高い。消化器内視鏡システム「EVIS X1」の拡販図る。 記:2024/06/24
8157 東証プライム
2,428
11/22 15:30
+18(0.75%)
時価総額 48,992百万円
情報ネットワークソリューションサービス事業を展開。1932年創業。情報・通信機器の販売、システム開発、クラウドサービスの提供等を行う。配当性向40%目安。セキュリティ、クラウドサービス等が成長領域。 記:2024/08/30
6,029
11/22 15:30
-21(-0.35%)
時価総額 738,745百万円
スクウェア・エニックス、タイトーなどを傘下に収める持株会社。ファイナルファンタジー、ドラゴンクエストなどRPGで存在感。配当性向30%が基本方針。開発体制の整備、新作タイトルのデジタル販売強化等に注力。 記:2024/07/05