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【注目銘柄ダイジェスト】いすゞ自が大幅反落、日立化成は急騰

2019/12/19 17:39 FISCO
*17:39JST 【注目銘柄ダイジェスト】いすゞ自が大幅反落、日立化成は急騰 <4217> 日立化成 4560 +480 急騰。前日に昭和電工<4004>が同社の買収を正式に発表している。TOBを通じ9600億円強ですべての株式を買い入れ完全子会社化する。TOB価格は4630円と、前日の同社株4080円に対して13%強のプレミアムとなる。TOB価格にサヤ寄せの動きとなっている。先の観測報道では買収額は9000億円規模とされていた。一方、昭和電工は資金負担の増加もあって売りが先行する形に。 <7202> いすゞ自 1334.0 -51.0 大幅反落。前日はボルボとの包括提携が伝わり一時急伸する展開になっていたが、正式発表を受けて本日は売りが優勢の展開になっている。トヨタ<7203>との資本提携解消後はアライアンスでの進展がなかったため、ボルボとの提携自体には期待感も高まる形ではあるもよう。ただ、戦略的提携の一環とされるボルボ・グループ保有のUDトラックス買収に関しては、同社の負担増につながるとして警戒する見方が優勢のもようだ。 <9843> ニトリHD 17180 -400 続落。第3四半期累計営業利益は前年同期比8%増の840億円前後になったもようとの観測が伝わった。10月の消費税率引き上げ前に高額家具を中心に駆け込み需要が膨らんだもよう。また、為替予約によって輸入の決済レートが円高になったことも収益を押し上げ、上半期の小幅減益から増益に転じる形へ。ただ、通期計画は据え置くもようとされており、駆け込み需要の反動減の影響には不透明感残るとの見方が優勢に。 <6501> 日立 4670 +205 大幅続伸。、南アフリカ案件に関する三菱重<7011>との和解、日立化成<4217>の売却、画像診断事業の売却を揃って前日に発表。それに伴って業績予想の修正も発表、和解費用計上などで親会社株主に帰属する当期利益は3600億円から1700億円に減額。発表内容は既報でもあり、業績修正とあわせてあく抜け感へとつながった。また、南ア案件でのキャッシュアウトが想定よりも小幅にとどまる見込みも買い材料視。 <6857> アドバンテス 5980 +150 年初来高値を更新。前日の米国市場では取引終了後にマイクロンが決算を発表、減収減益決算となったものの市場予想は上回る着地となり、時間外取引では約4%の上昇となっている。これを受けての国内半導体関連株は高安まちまちとなっているが、同社に関しては、前日に開催された技術説明会などを評価して、野村證券が目標株価を6695円から7453円に引き上げており、支援材料となっている。 <9418> USENNEX 1361 +102 大幅反発。株主優待制度の拡充を前日に発表している。これまで映像サービス「U-NEXT」の株主優待を実施してきたが、中長期保有の株主拡大に向けて、食品、電化製品、ギフト、旅行・体験に交換できる株主優待制度「USEN-NEXT HOLDINGS プレミアム優待倶楽部」を新設。500株以上のお株主を対象に、保有株数や保有年数に応じて、製品との交換が可能な株主優待ポイントを贈呈する。 <3861> 王子HD 609 -24 大幅続落。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を新規に「ニュートラル」、目標株価を680円としている。当面のパルプ市況の回復は株価に織り込まれたと判断、中国の景気先行き不透明感などを踏まえると、2018年ほどの市況上昇は当面起こりがたいとみている。ヒストリカル比較でみると株価水準に割安感も見いだせないとしている。株価が高値圏にあるなかで、利食い売りのきっかけ材料ともされる形に。 <6615> UMCエレ 464 -74 急落。東証が、同社の不適切な会計処理の事象に関連し、内部管理体制等について改善の必要性が高いと認められることから、同社株式を特設注意市場銘柄に指定すると発表した。1年後に内部管理体制確認書を提出し、審査の結果、内部管理体制等に問題があると認められる場合には原則として上場廃止となる。また、上場契約違約金4800万円の支払いも求められている。先行き不透明感が改めて意識される展開となっているようだ。 <7602> カーチスHD 345 +77 一時ストップ高。中国の山東新華錦の100%子会社である青島新華錦汽車貿易と合弁会社設立の合弁契約を締結したと前日に発表。今後、中国に自動車および関連部品の輸出事業を行う拠点を構築し、中央アジア、EU方面への物流・輸出などの事業について具体的に進めていくとともに、中国国内での中古車市場における事業展開を目指していく計画。中国展開の本格化に伴う今後の収益寄与への期待が高まる展開となっているようだ。 <4901> 富士フイルム 5389 +112 反発。日立<6501>の画像診断機器事業買収報道を受けて昨日は資金負担増などを警戒する動きが優勢となったが、正式発表や説明会を受けて、本日は見直しの動きが優勢になった。製品ラインアップ拡充によるトータルソリューション提供、画像処理・AI技術を組み合わせた革新的なソリューション提供、販売チャネルの相互活用による営業力強化といったシナジーの示現を期待。また、自社株買いの再開も期待される格好に。
関連銘柄 13件
3861 東証プライム
620
5/2 15:00
+2.2(0.36%)
時価総額 628,917百万円
製紙メーカー最大手の一角。段ボールや包装材 家庭紙、紙おむつ等の生活産業資材、特殊紙やフィルム等の機能材、新聞紙、情報用紙を提供する。今期3Q累計の国内は価格改定が寄与も、海外のパルプ市況が影響した。 記:2024/02/10
3,425
5/2 15:00
-23(-0.67%)
時価総額 633,286百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
4217 東証1部
4,625
6/18 15:00
+5(0.11%)
時価総額 963,688百万円
リチウム電池向け負極材で世界首位。電子材料など機能材料事業や先端部品・システム事業が主力。昭和電工がTOBで完全子会社へ。3Q累計では足踏みも、ダイボンディング材や封止材などの電子材料で巻き返しを展望。 記:2020/03/20
3,413
5/2 15:00
+44(1.31%)
時価総額 4,245,352百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
6501 東証プライム
14,455
5/2 15:00
-35(-0.24%)
時価総額 14,000,708百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
350
5/2 15:00
-3(-0.85%)
時価総額 9,897百万円
電子機器受託製造サービス大手。エンジン制御や起動・発電など車載機器を主力に、産業機器向けなどにサービスを展開。車載充電器や電動コンプレッサ用インバータに注力。車載機器が中国低迷の影響を受け3Q累計は一服。 記:2024/02/23
6857 東証プライム
5,107
5/2 15:00
-35(-0.68%)
時価総額 3,912,825百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7011 東証プライム
1,413.5
5/2 15:00
+21(1.51%)
時価総額 4,768,651百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7202 東証プライム
1,948
5/2 15:00
-41(-2.06%)
時価総額 1,514,457百万円
トラック・バスなど商用車製造販売大手。国内トラックシェアは3割強。傘下にUDトラックス。トヨタと資本提携。ティアフォー社と路線バス領域での自動運転システム開発で協業。業容安定し、3Q累計は増収・増益。 記:2024/03/22
7203 東証プライム
3,581
5/2 15:00
-24(-0.67%)
時価総額 58,423,968百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7602 東証スタンダード
181
5/2 15:00
-1(-0.55%)
時価総額 4,360百万円
中古自動車の買取・販売大手。車検、修理、点検など自動車アフターサービスやBtoB中古車輸出、自動車保険販売なども展開。運送会社のM&Aアドバイザリーや商用車の買取販売にも注力。3Q累計は経常黒字転換。 記:2024/03/24
9418 東証プライム
4,460
5/2 15:00
+120(2.76%)
時価総額 267,997百万円
店舗向け音楽配信サービス首位。インターネットサービスの代理店販売、オフィスのICT環境構築、自動精算機製造販売等も。通信事業は好調。法人向けサービス、自社光回線サービス等が堅調。24.8期1Qは収益好調。 記:2024/01/28
9843 東証プライム
20,905
5/2 15:00
+205(0.99%)
時価総額 2,392,431百万円
家具・インテリア最大手。企画、製造、物流、販売の一貫体制を構築。商品の8割超を自社開発し、9割超を海外調達。富士通の配送最適化技術を活用した配送ルート作成の運用を開始。業容好調で3Q累計は増収・増益。 記:2024/02/09