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【注目銘柄ダイジェスト】安川電が急反落、ドンキHDは大幅続伸

2018/10/18 17:59 FISCO
*17:59JST 【注目銘柄ダイジェスト】安川電が急反落、ドンキHDは大幅続伸 <5019> 出光興産 5400 -340 大幅安。本日は石油・石炭製品が業種別下落率のトップになっている。NY原油市況の下落が背景、前日のWTI原油先物価格は前日比2.17ドル安の1バレル=69.75ドルとなり、約1カ月ぶりの安値をつけている。米エネルギー情報局が発表した週間石油在庫が4週連続で増加、増加幅は市場予想を大きく上回り、需給緩和懸念が強まる形になったようだ。株価が高値圏にあることで、利食い売り圧力なども強まりやすい。 <3784> ヴィンクス 1624 +5 続伸。無人小売店システムの販売を開始、代金決済のソフトウエアから商品納入までを一括提供すると報じられている。まずはオフィスの小規模店から始めるが、AIに販売動向を分析させるなどで無人店の運営ノウハウを蓄積し、将来的にはコンビニ規模の無人化の実現を目指すとされている。中長期的な無人レジ導入の普及、それに伴う同社の業容拡大期待などがあらためて高まる形になっているようだ。 <9267> GenkyDrugStores 3755 -405 急反落。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は11.6億円で前年同期比8.3%増益となった。既存店売上高が同6.8%増と堅調に推移したことが増益決算の背景に。ただ、会社側の上半期計画は24億円で同22.2%増、通期でも前期比21.1%増であり、増益率が1ケタ台にとどまった第1四半期実績はやや期待外れとも受け止められているようだ。 <3612> ワールド 2696 +115 大幅続伸。上半期の業績修正を前日に発表している。営業利益は従来予想の46.2億円から59億円に引き上げ、2ケタ減益予想から一転して増益に転じる見通し。台風の影響などによって売上計画は未達ながら、人件費を中心とした経費支出の見直しなどが奏効した。第1四半期の状況から上振れ期待はあったとみられるが、上場後すぐの上方修正だけに好意的に捉える動きが優勢となっている。 <6721> ウインテスト 140 +12 急伸。茨城大学と共同開発中の「パネルの故障等で低下した発電出力を補償する、太陽光発電所の遠隔監視・出力制御システムの開発」に対して、横浜市から「横浜市中小企業新技術・新製品開発促進助成金」の交付対象企業として採択されたと発表している。研究開発の準備段階から販路開拓までが一貫して支援される事業となる。補助金上限交付予定額は1223.4万円、中期的には業容拡大への寄与なども期待される展開に。 <7532> ドンキHD 6730 +230 大幅続伸。ジェフリーズ証券では、ユニー株式取得を「意義深いディール」と評価、業績予想と目標株価を引き上げた。目標株価は7000円から7500円に引き上げ。今回の買収によって売上規模は国内小売業界8位から4位にまで上昇、今まで既存6店舗の業態転換で成功を収めていることから付加価値増大につながる可能性も高いとみている。今後5年でファストリを超え、国内3位のポジションを狙えるとしている。 <6506> 安川電 3115 -265 急反落。前日には野村証券が目標株価を3700円から3000円に引下げた。サーボモータ事業が半導体関連企業の設備抑制で下振れ、今2月期営業益は会社計画の590億円を下回る575億円に下方修正。大和証券でも目標株価を4200円から3500円に見直し、今期営業益は560億円に引下げた。業績下振れを織り込む動き。中国株安も逆風で、ファナック<6954>やTHK<6481>などFA関連の下げが目立つ。 <3941> レンゴー 979 +33 大幅続伸。東海東京では投資判断を新規に「アウトパフォーム」、目標株価を1300円に掲げた。国内段ボール市場は拡大が続き、値上げ効果が業績に貢献すると分析。11月出荷分から段ボール原紙、段ボール製品の価格改定を実施する予定となっている。19.3期営業益は310億円で前期比81.8%増を予想、会社計画の300億円も上回るとみているほか、20.3期も2ケタ増益となり、過去最高益の更新を見込んでいる。 <2317> システナ 1539 +69 大幅続伸。岩井コスモ証券の新規買い推奨を受けて、本日はRPA<6572>が急騰したが、同社は10月9日にRPAとパートナー契約締結を発表しており、刺激材料につながったもよう。同社は「BizRobo! DX Cloud」と「BizRobo! BasicRobo」の取り扱いを10月1日より行っている。「ビズロボ」導入企業数は440社に達しているとされ、あらためて同社業績への寄与も期待される状況に。 <6727> ワコム 528 +24 大幅続伸。引き続き、先週末に発表の上期業績予想の上方修正が好感された。営業益は8.3億円の従来予想から27億円に増額。第1四半期は赤字幅が拡大したことから、想定外の大幅修正となった。通期収益予想は据え置いているが、11月5日の決算発表に向けて、上振れ期待なども高まる形に。なお、本日は同社のほか、ネオス<3627>やエスケイジャパン<7608>など、直近で好業績を発表した銘柄の上昇が目立つ。
関連銘柄 15件
2317 東証プライム
352
11/22 15:30
+9(2.62%)
時価総額 149,910百万円
独立系システムインテグレーター。車載、社会インフラ、金融、スマートデバイス・ロボット・AIなどが主力。フレームワークデザイン事業やITサービス事業なども展開。金融分野ではDX関連の引き合いが増加。 記:2024/06/04
3612 東証プライム
1,932
11/22 15:30
+23(1.2%)
時価総額 66,443百万円
国内総合ファッション大手。UNTITLEDやINDIVI等のブランドを展開。百貨店・SCが主販路。ナルミヤ・インターナショナル等を傘下に持つ。ブランド事業ではOMO活動の強化等で店頭、ECの売上増を図る。 記:2024/06/07
3627 東証スタンダード
317
11/22 15:30
±0(0%)
時価総額 3,960百万円
aiwa製品等のIoT&デバイス事業、ゲームやAI健康アドバイスアプリ等のライフデザイン事業、AI&クラウド事業を展開。プリペイド決済サービス「ValueWallet」はスーパーなど向け中心に導入図る。 記:2024/10/25
3784 東証スタンダード
2,017
2/14 15:00
-1(-0.05%)
時価総額 35,737百万円
流通システム会社。流通向けの基幹システムやPOS等のプロダクトや、業務効率化やカードシステム、販促・集客等のサービスを提供する。今上期は基幹システムや自動発注システム、POSシステムが堅調に推移した。 記:2023/10/15
3941 東証プライム
893.6
11/22 15:30
+16.3(1.86%)
時価総額 242,216百万円
段ボール原紙や白板紙、紙管原紙等を生産・販売する板紙メーカー。1909年創業。段ボールの生産量で国内トップ。国内取引企業数は7000社超。25.3期は増収増益計画。段ボール、紙器製品の価格改定等が寄与へ。 記:2024/07/08
5019 東証プライム
1,030.5
11/22 15:30
+20(1.98%)
時価総額 1,435,118百万円
石油元売り大手。1911年に北九州・門司で創業。2019年に昭和シェル石油と経営統合。SS「apollostation」を展開。基礎化学品、高機能材等も。新規収益創出で事業ポートフォリオの転換図る。 記:2024/08/10
6481 東証プライム
3,590
11/22 15:30
+115(3.31%)
時価総額 466,187百万円
機械要素部品メーカー。直動案内部品「LMガイド」、ボールスプライン、ボールねじ等を手掛ける。LMガイドは世界トップシェア。免震装置等も。配当性向は30%基本。グローバル展開等で製品市場の拡大を図る。 記:2024/08/10
6506 東証プライム
4,157
11/22 15:30
-70(-1.66%)
時価総額 1,108,630百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども手掛ける。欧州地域のロボット生産体制を強化。販売力の強化にも取り組む。 記:2024/10/25
6572 東証プライム
210
11/22 15:30
+3(1.45%)
時価総額 13,073百万円
RPAサービス「BizRobo!」や業務自動化クラウドサービス「RoboRobo」等のインテリジェントオートメーション事業が主力。アドオートメーション事業も。配当性向40%目安。導入企業数は順調に拡大。 記:2024/10/26
6721 東証スタンダード
69
11/22 15:30
-1(-1.43%)
時価総額 3,011百万円
半導体検査装置メーカー。イメージセンサ、ディスプレイドライバーIC向け検査装置の開発・製造・販売等を行う。国内半導体メーカーなどが主要取引先。検査装置機能の高速化、新規事業による事業の多角化図る。 記:2024/10/08
6727 東証プライム
709
11/22 15:30
+18(2.6%)
時価総額 103,514百万円
ペン・センサーシステムの提供等を行うテクノロジーソリューション事業が主力。ディスプレイ製品、ペンタブレット製品なども。高いブランド力が強み。ブランド製品事業では商品ポートフォリオの刷新など構造改革図る。 記:2024/10/06
6954 東証プライム
4,114
11/22 15:30
+13(0.32%)
時価総額 4,095,154百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
3,678
11/22 15:30
+24(0.66%)
時価総額 2,335,846百万円
国内最大級の総合ディスカウントストアを展開するドン・キホーテ、総合スーパー「アピタ」等を展開するユニーなどを傘下に収める持株会社。グループ総店舗数は国内外で740店舗超。PB商品の商品数拡大を図る。 記:2024/08/22
7608 東証スタンダード
639
11/22 15:30
+1(0.16%)
時価総額 5,425百万円
ゲームセンターの景品向けキャラクター商品の企画・開発等を行う。忠犬もちしば、うさかめ兄弟などオリジナルキャラクターに強み。営業利益率5%以上目標。アニメ版権商品はブランド化による商品力の向上図る。 記:2024/10/26
3,140
11/22 15:30
+30(0.96%)
時価総額 97,324百万円
北陸地盤のドラッグストアチェーン「ゲンキー」を中核とする持株会社。福井県坂井市に本社。店舗数は430店舗超。食品の売上比率が高い。25.6期は49店舗の新規出店を計画。既存店はスクラップ&ビルドを推進。 記:2024/08/05