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【注目銘柄ダイジェスト】アシックスが大幅続落、NTTデータは大幅反発

2018/8/6 17:50 FISCO
*17:50JST 【注目銘柄ダイジェスト】アシックスが大幅続落、NTTデータは大幅反発 <9613> NTTデータ 1372 +96 大幅反発。先週末に第1四半期決算を発表、IFRS初年度の決算となるが、営業利益は291億円で前年同期比10.8%増となり、市場予想は50億円程度上振れたとみられる。北米市場が苦戦したものの、国内が牽引して、欧州の収益も改善した。北米は事業統合に伴う費用の減少によって、第2四半期以降回復に転じるとみられ、業績の安定成長期待は一段と高まる状況になってきているようだ。 <6479> ミネベア 2071 -3 買い先行もマイナス転換。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は143億円となり、115億円程度の市場予想を上回った。会社想定に対しても40億円上振れしたようだ。ボールベアリングの収益性改善などから通期計画は830億円から850億円に上方修正したものの、先行き不透明を背景とした保守的なガイダンスとの見方が強く、売りが優勢となった。 <6869> シスメックス 9350 -840 大幅続落。先週末に発表した第1四半期決算では、営業利益は138億円で前年同期比11.3%増益となった。会社想定比では順調な進捗となったようだが、上半期計画比での進捗率は47%にとどまり、145億円程度であった市場予想も下回っているため、ネガティブに捉える動きが優勢のようだ。粗利益率の高い試薬の増加が収益増に貢献したが、機器全般の伸び悩みなどをマイナス視する流れにもなっている。 <9984> ソフトバンクG 9433 +201 反発。UBS証券では投資判断を新規に「バイ」、目標株価を12900円としている。ビジョン・ファンドの輪郭が見え始めた時期以降、割引率が拡大しており、目標株価には約4割の上昇余地があるとみている。国内通信事業のFCFは年5000億円前後で持続可能としているほか、スプリントの業績は緩やかな拡大に止まる可能性も、Tモバイルとの合併認可ならシナジー効果による業績拡大余地は大きいとの見方。 <7203> トヨタ自 7133 -87 買い先行もマイナス転換。先週末3日の取引時間中に第1四半期決算を発表、営業利益は6827億円で前年同期比18.9%増、通期では減益計画であり、市場予想も5%強上回ったとみられ、順調なスタートになった。北米・欧州・アジアでの販売増加、原価低減などが増益決算の要因に。ただ、米政権が検討中の関税引き上げの影響が不透明なため、決算をポジティブ視する動きは限定的で、本日も売りが優勢となった。 <7202> いすゞ自 1637 +57 大幅反発。先週末にトヨタ<7203>との資本関係解消を発表した。トヨタが保有する株式5000万株(発行済み株式総数の5.89%)を自己資金で買い戻すという。国内最大手との資本提携解消をネガティブに捉える向きもある一方、一株当たりの価値が向上するほか、他社とのアライアンスに向けた動きとの思惑などもあるようだ。なお、第1四半期決算は先の観測報道をやや上回る水準も、大きなインパクトはない。 <6794> フォスター電 1173 -350 大幅続落。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は前年同期比35.5%減の9.5億円、通期予想を55億円から30億円に下方修正した。主要顧客向けヘッドセットの需要が期初計画より減少しているもよう。また、リストラ費用や減損の計上で、最終損益を25億円の黒字から25億円の赤字に下方修正。野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価も2350円から1670円に引き下げている。 <5331> ノリタケ 7010 +1000 ストップ高。先週末に発表した第1四半期決算がポジティブサプライズと捉えられている。営業利益は19.1億円で前年同期比80.3%増益、通期予想は53億円で前期比4.0%の増益であり、想定外の大幅増益決算と評価されている。コンデンサー用電子ペーストなどセラミック・マテリアル事業、乾燥炉及び焼成炉などエンジニアリング事業が大幅増益となり、牽引役になった。 <7936> アシックス 1577 -193 大幅続落。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は84.9億円で前年同期比47.2%減、会社計画75億円は上回ったものの、市場予想の100億円程度は下回った。四半期ベースでは、4-6月期は営業赤字となっている。欧米市場の販売低迷が継続する格好のようだ。もともと市場コンセンサスは会社計画を上回っていたが、業績回復時期は後ずれとして、野村證券では今期営業利益予想を160億円に下方修正している。 <4912> ライオン 2180 +203 大幅反発。先週末に上半期決算を発表、事業利益は126億円で前年同期比ほぼ横ばい、会社計画の110億円を上回る着地になった。「システマ」ブランドのリニューアル効果などでオーラルケアなどが回復している。また、海外でも東南アジアや中国などでコストダウンが進展した。第1四半期決算ではネガティブなインパクトが強まった経緯もあり、順調な収益回復を受けて見直しの動きが強まっているもようだ。
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時価総額 522,788百万円
日用品メーカー大手。1891年創業。オーラルケア分野、ファブリックケア分野が柱。解熱鎮痛剤「バファリン」、ペット用品等も。歯ブラシ、ハンドソープなどで国内トップシェア。海外事業では事業拡大施策を推進。 記:2024/10/13
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時価総額 113,252百万円
1904年創業の総合セラミックスメーカー。祖業は洋食器の製造・販売。現在は研削研磨用素材等の工業機材、電子ペースト等のセラミック・マテリアルが柱。配当性向30%以上目安。攪拌装置は化学向けが堅調。 記:2024/06/28
6479 東証プライム
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時価総額 1,054,249百万円
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6794 東証プライム
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11/25 15:30
-37(-2.45%)
時価総額 36,850百万円
音響機器・部品メーカー。車載用スピーカ・スピーカシステムなどを手掛けるスピーカ事業が主力。モバイルオーディオ事業、小型音響部品事業等も展開。車載関連向け受注の拡大に注力。原価改善施策にも取り組む。 記:2024/10/14
6869 東証プライム
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11/25 15:30
+18(0.57%)
時価総額 2,010,847百万円
検体検査機器・試薬メーカー。血球計数検査や血液凝固検査、尿検査分野で世界首位。臨床検査機器も手掛ける。海外売上は8割超、世界中に展開。ヘマトロジー分野の機器、保守サービスの等が伸長。手術支援ロボット拡大。 記:2024/06/30
7202 東証プライム
2,067
11/25 15:30
+68(3.4%)
時価総額 1,552,054百万円
トラック・バスの製造・販売等を行う商用車メーカー。1916年創業。150以上の国・地域で販売。ディーゼルエンジンなどに強み。トヨタ自動車と資本提携。配当性向40%目安。商用車では新型車の拡販などに注力。 記:2024/08/20
7203 東証プライム
2,694.5
11/25 15:30
+30(1.13%)
時価総額 42,559,592百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7936 東証プライム
3,021
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+159.5(5.57%)
時価総額 2,294,395百万円
スポーツ用品メーカー。各種スポーツ用品の製造・販売等を行う。ランニングシューズに強み。オニツカタイガーブランドなども展開。海外売上高比率が高い。パフォーマンスランニング部門では高付加価値商品に注力。 記:2024/07/07
9613 東証プライム
2,956.5
11/25 15:30
+72(2.5%)
時価総額 4,146,491百万円
国内最大の専業システムインテグレーター。NTT傘下。世界50カ国以上でITサービスを提供。金融分野、公共・社会基盤分野向けに強み。海外売上比率は6割超。製造業領域を強化。データセンター事業は積極投資継続。 記:2024/08/10
9984 東証プライム
8,874
11/25 15:30
+288(3.35%)
時価総額 13,044,736百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17