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26日の香港市場概況:ハンセン0.7%高で4日ぶり反発、電力と自動車に買い(訂正)

2023/4/26 18:08 FISCO
*18:08JST 26日の香港市場概況:ハンセン0.7%高で4日ぶり反発、電力と自動車に買い(訂正) 下記の通り修正します。 (誤)26日の香港市場は、主要76銘柄で構成されるハンセン指数が前日比139.39ポイント(0.71%)高の119757.27ポイント (正)26日の香港市場は、主要76銘柄で構成されるハンセン指数が前日比139.39ポイント(0.71%)高の19757.27ポイント 26日の香港市場は、主要76銘柄で構成されるハンセン指数が前日比139.39ポイント(0.71%)高の19757.27ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が53.04ポイント(0.80%)高の6654.40ポイントとそろって4日ぶりに反発した。売買代金は978億8800万香港ドルと低水準が続いている(25日は1066億5740万香港ドル)。 値ごろ感が着目される流れ。ハンセン指数はこのところ下落基調を強め、足もとで約4週ぶりの安値水準に低迷していた。もっとも、上値は限定されている。米中対立の警戒感がくすぶっているほか、中国経済対策の期待感がやや後退したことが重し。指数はマイナス圏で推移する場面もみられた。(亜州リサーチ編集部) ハンセン指数の構成銘柄では、太陽光発電用ガラス基板メーカーの信義光能HD(968/HK)が5.1%高、電池・自動車メーカーの比亜迪(1211/HK)が4.4%高、江蘇省拠点の翰森製薬集団(3692/HK)が3.3%高と上げが目立った。そのほか、中国インターネットサービス大手の騰訊HD(700/HK)が2.9%高。同社は海外ゲーム資産への投資を加速させる方針――などと伝えられたことも材料視されている。 セクター別では、発電や設備の電力関連が高い。華能国際電力(902/HK)が8.9%、華電国際電力(1071/HK)が5.2%、華潤電力HD(836/HK)が3.3%、上海電気集団(2727/HK)が5.6%、東方電気(1072/HK)が3.7%ずつ上昇した。華能が報告した1〜3月期決算では、純損益が前年同期の赤字から黒字に転換している。上海電気集団の決算は、利益が29倍に拡大した。そのほか、上述した信義光能など太陽光発電関連も急伸している。 自動車セクターもしっかり。上記した比亜迪のほか、長城汽車(2333/HK)が2.9%高、広州汽車集団(2238/HK)が2.3%高、吉利汽車HD(175/HK)が1.9%高、北京汽車(1958/HK)が1.8%高で引けた。政策支援の動きを好感。国務院(内閣に相当)は25日、自動車輸出を支援する方針を改めて打ち出している。 半面、ゼネコンやエンジニアリングなどインフラ建設関連はさえない。中国鉄建(1186/HK)が4.2%、中国交通建設(1800/HK)が2.2%、中国中鉄(390/HK)が1.9%、中リョ国際工程(2068/HK)が6.7%、中国冶金科工(1618/HK)が0.9%ずつ下落した。 他の個別株動向では、半導体パッケージング・テスティング機器大手のASMPT(522/HK)が11.8%安。同社が公表した1〜3月期決算は、純利益が前年同期比で62%縮小し、新規受注は半減した。 一方、本土市場は小幅ながら6日続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.02%安の3264.10ポイントで取引を終了した。ハイテク株が安い。金融株、エネルギー株、通信株、メディア・娯楽株なども売られた。半面、発電・電力設備株は高い。消費関連株、医薬品株、素材株、不動産株も買われた。 亜州リサーチ(株) 《CS》