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概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反落、ウクライナ情勢を引き続き警戒

2022/2/24 10:54 FISCO
*10:54JST 概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は反落、ウクライナ情勢を引き続き警戒 【ブラジル】ボベスパ指数 112007.61 -0.78% 23日のブラジル株式市場は反落。主要指標のボベスパ指数は前日比884.19ポイント安(-0.78%)の112007.61で取引を終了した。113721.4から111748.1まで下落した。 買いが先行した後は下げ幅をじりじりと拡大させた。ウクライナ情勢をめぐる不透明感が引き続き警戒された。また、財政収支の悪化懸念も圧迫材料。一方、原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かりとなった。また、政権交代への期待が高まっていることも引き続き好感された。 【ロシア】 休場 【インド】SENSEX指数 57232.06 -0.12% 23日のインドSENSEX指数は6日続落。前日比68.62ポイント安(-0.12%)の57232.06、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同28.95ポイント安(-0.17%)の17063.25で取引を終えた。 プラス圏で推移した後は終盤マイナス圏に転落した。外国人投資家(FII)の売り継続が足かせに。FIIはこの日まで8日連続の売り越しとなった。また、原油価格の高騰に伴うインフレ率の高進が引き続き圧迫材料。財務相はこのほど、原油価格の高騰がインドの財政収支を圧迫していると発言した。ほかに、通貨ルピー安や国債利回りの上昇(価格は下落)などもインド株の売り圧力を強めた。 【中国本土】上海総合指数 3489.15 +0.93% 23日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比32.00ポイント高(+0.93%)の3489.15ポイントと3日ぶりに反発した。 中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。景気鈍化懸念がくすぶる中、当局は景気対策を強めるとの見方が改めて意識された。また、指数は前日までの下落が急ピッチだっただけに、値ごろ感も着目されている。 《NH》