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新興市場銘柄ダイジェスト:フルッタは大幅上昇、Sapeetがストップ高

2024/10/31 15:20 FISCO
*15:20JST 新興市場銘柄ダイジェスト:フルッタは大幅上昇、Sapeetがストップ高 <2936> ベースフード 477 -52 大幅続落。東京証券取引所が31日から同社株の信用取引による新規の売付け・買付けに係る委託保証金率を70%以上(うち現金40%以上)にすると発表したことを受けて売られている。また、日本証券金融も増担保金徴収措置の実施を発表し、同日以降、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を70%(うち現金担保分40%)にするとしている。 <2586> フルッタ 244 +33 大幅上昇、年初来高値更新。28日の取引終了後に「お家でアサイーボウル」の販売好調を発表したが、その後大幅上昇が続いている。同社のロングセラー商品の一つである「お家でアサイーボウル」の24年9月の出荷量が前年比で1,323%と好調だった。また、9月までの年間出荷量累計前年比は920%を達成している。空売りの買い戻しも上昇に拍車をかけているようだ。 <269A> Sapeet 3710 +700 ストップ高、年初来高値更新。29日に新規上場し、公開価格1500円を785円(52.3%)上回る2285円で初値をつけたが、その後も買いの勢いが続いている。同社はAIで各領域の専門家ナレッジを再現・サポートし、コア業務の価値をさらに増幅・拡張する「Expert AI」事業を展開している。AI関連として人気を集めているようだ。 <4308> Jストリーム 366 +29 急騰。30日の取引終了後に25年3月期第2四半期の業績を発表し、好感されている。売上高が57.49億円(前年同期比3.0%増)、営業利益が4.12億円(同40.1%増)、経常利益4.32億円(同39.9%増)、親会社株主に帰属する中間純利益が2.49億円(同64.3%増)と大幅増益で着地した。EVC領域(医薬)において内製比率が高いコンテンツの制作が好調であったことにより外注費が減少したほか、サービス開発の一巡により業務委託手数料についても削減できたことなどが要因としている。 <4592> サンバイオ 1010 +5 反発。30日の取引終了後に主要開発品SB623(一般名:バンデフィテムセル)を用いた慢性期脳梗塞の細胞治療に関する米国での特許の成立を発表し、好材料視されている。今回の特許取得により、最大市場である米国におけるSB623の慢性期脳梗塞治療に対する用途特許の期間を大幅に延長した。慢性期脳梗塞の適応拡大の検討を引き続き進めていくとしている。 <4579> ラクオリア創薬 495 +16 反発。新規ナトリウムチャネル遮断薬(RQ-00350215)を含む貼付剤について久光製薬から一時金を受領することが確定したと発表した。同社は久光製薬に同化合物の全世界を対象とした独占的な開発・製造・販売権を供与するとともに、開発段階に応じたマイルストンならびに製品発売後に製品の売上高に応じた販売ロイヤルティおよび販売マイルストンを受け取る権利を保有しており、今回、久光製薬が開発マイルストンを達成したことで一時金1億円を受領し、24年12月期第4四半期の事業収益として計上する。 《ST》
関連銘柄 6件
2586 東証グロース
244
10/31 15:00
+33(15.64%)
時価総額 12,573百万円
アサイーなどのアマゾンフルーツ、原料の輸入・卸売を行う。自社ブランド製品の販売等も。ポルトガル語で果物を意味する「FRUTA」が社名の由来。リテール事業ではお家でアサイーボウルの新規販路開拓などに注力。 記:2024/08/23
269A 東証グロース
3,710
10/31 15:00
+700(23.26%)
時価総額 -百万円
AI及び3Dに関する技術に強みをもつPKSHA Technology<3993>子会社。AIで各領域の専門家ナレッジを再現・サポートし、コア業務の価値をさらに増幅・拡張する「Expert AI」事業を展開。 記:2024/09/24
2936 東証グロース
477
10/31 15:00
-52(-9.83%)
時価総額 25,717百万円
完全栄養食「BASE FOOD」シリーズの販売等を行う。自社EC、他社EC、卸販売のチャネルで販売。サブスク会員数は20万人超。卸販売の店舗数は5万店超。BASE FOOD Deliカテゴリの強化図る。 記:2024/07/01
4308 東証グロース
366
10/31 15:00
+29(8.61%)
時価総額 10,269百万円
動画配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」、ライブ中継サービスが主力。大規模コンテンツの安定配信技術に強み。トランスコスモス傘下。M&Aを通じて事業領域の強化、拡大を追求。 記:2024/06/03
4579 東証グロース
495
10/31 15:00
+16(3.34%)
時価総額 10,382百万円
旧ファイザー中央研究所が前身の創薬ベンチャー。愛知県名古屋市に本社。胃酸分泌抑制剤「テゴプラザン」、ペット用医薬品等を手掛ける。低分子創薬、イオンチャネル創薬が強み。テゴプラザンは承認国が順調に拡大。 記:2024/08/19
4592 東証グロース
1,010
10/31 15:00
+5(0.5%)
時価総額 69,315百万円
再生細胞医薬品の開発・製造・販売を行う。中枢神経系疾患が主な対象。細胞治療薬「SB623」が主要開発品。ヒト体性幹細胞加工製品「アクーゴ脳内移植用注」は日本における条件及び期限付き製造販売承認を取得。 記:2024/10/11