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中西製作所 Research Memo(4):目的や環境に合わせ多彩な製品を製造

2024/7/8 15:04 FISCO
*15:04JST 中西製作所 Research Memo(4):目的や環境に合わせ多彩な製品を製造 ■中西製作所<5941>の事業概要 2. 自社製品 業務用厨房機器製造販売事業のうち製品の売上高は84.5%に達する(2024年3月期/残りは商品)。主な自社製品は食器洗浄機、食器消毒保管機、加熱調理機、炊飯システムである。 食器洗浄機は、学校給食センター向け大型洗浄機(NAWシリーズ)や単独校や病院等向けのEO型洗浄機、外食産業等向け(SMARTwasherシリーズ)、容器洗浄機などラインナップを多彩に展開。なかでもカゴごと洗浄機NAW-PATAは、食器をカゴに入れたまま洗浄スプレーで食器と食器の間に隙間をつくりながら食器1つ1つを集中して連続洗浄するため、強力な洗浄力を生み出せるうえ、洗浄スペースを最小限に圧縮する画期的な洗浄方式となっている。また、水のリサイクルによる節水や断熱による熱効率の向上など、省エネ化も実現している。 食器消毒保管機器は、標準式やカート式のカートイン消毒保管機、コンテナ式のコンテナイン消毒保管機など用途に合わせた豊富なラインナップがあり、清潔・安全が当たり前の食器・容器の衛生を維持している。 加熱調理機では連続式過熱水蒸気オーブンを業界内で先駆けて開発・発売しており、コンビニベンダーをはじめ、その加熱調理のジューシーな仕上がりなどに高評価を得ている。また、殺菌効果もあることが最近分かり産学連携で、野菜調理などへの利用を研究開発している。小型タイプの「DEECO」も開発し、販路を拡大している。 炊飯システムは、学校給食センターほか、コンビニベンダーからの引き合いも好調ななか、海外でおにぎりや寿司などの米飯が流行っていることから、輸出案件も見込まれる。同社の炊飯システムは、炊飯に関わる前工程、本工程、後工程を自動制御して炊飯するシステムで、食数や設置条件に合わせてカスタマイズできる。白飯から炊き込みご飯や混ぜご飯、寿司飯にも対応可能となっている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 宮田仁光) 《HN》
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時価総額 15,242百万円
業務用厨房機器の総合メーカー。1946年創業。学校給食向けで業界シェアトップクラス。自治体、日本マクドナルドなどが主要取引先。省エネタイプの製品開発、学校・病院等向け厨房システムの販売力強化などに注力。 記:2024/09/02