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横浜冷凍---2Qは2ケタ増益、冷蔵倉庫事業は売上・利益ともに順調に伸長

2024/5/15 17:43 FISCO
*17:43JST 横浜冷凍---2Qは2ケタ増益、冷蔵倉庫事業は売上・利益ともに順調に伸長 横浜冷凍<2874>は14日、2024年9月期第2四半期(23年10月-24年3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比2.0%減の620.25億円、営業利益が同64.7%増の27.95億円、経常利益が同19.0%増の23.71億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同38.2%増の16.44億円となった。 冷蔵倉庫事業の売上高は前年同期比10.0%増の169.80億円、営業利益は同22.0%増の39.69億円となった。前期からの高い在庫水準が続いており、一時減少していた畜産品も持ち直し、水産品、農産品の取扱いが増え、保管料収入、荷役料収入、関連する運送取扱収入、通関取扱収入も増加した。またコスト上昇分の料金改定も進み増収増益となった。タイの連結子会社THAI YOKOREI CO. ,LTD.においても、主力取扱品である畜産品、乳製品の取扱量が増加し増収増益となった。 食品販売事業の売上高は同5.8%減の450.15億円、営業利益は同69.8%増の7.98億円となった。水産品は主力の鮭鱒は減収ながら増益、マグロ、イワシは取扱い数量も増え増収増益、餌料用イワシやサバも取扱いが増加した。また前期相場下落で利益率を落としたエビも相場が回復し、水産品全体では利益重視の販売の取組みにより減収ながら増益となった。畜産品はポーク、チキンともにインバウンドによる外食需要が増加したことにより取扱いが増え、セグメントを牽引し畜産品全体では増収増益となった。農産品は昨年夏の高温による異常気象のため収穫量の減少により減収減益となった。 2024年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比3.8%増の1,390.00億円、営業利益が同20.2%増の45.50億円、経常利益が同13.0%増の47.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同7.7%増の30.50億円とする期初計画を据え置いている。 《AS》
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1948年創業の冷蔵倉庫大手。水産品の保管力が強み。水産品、畜産品、農産品の食品販売事業も手掛ける。食品販売では調達力が強み。上場来黒字経営。26.9期売上高1500億円目標。成長スピードの加速化に注力。 記:2024/10/03