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サイオス---オープンシステム基盤事業の売上高が好調に推移し、1Qは大幅な増収

2024/5/10 16:04 FISCO
*16:04JST サイオス---オープンシステム基盤事業の売上高が好調に推移し、1Qは大幅な増収 サイオス<3744>は8日、2024年12月期第1四半期(24年1月-3月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比51.8%増の64.05億円、営業利益が同25.3%減の0.18億円、経常利益が同0.7%減の0.57億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同200.6%増の0.38億円となった。 オープンシステム基盤事業の売上高は前年同期比81.2%増の48.22億円、セグメント利益は同89.7%減の0.07億円となった。主力自社製品である「LifeKeeper」は堅調な増収となったが、円安の進行により米国子会社の円換算後の費用が増加したため、減益となった。また、Red Hat Enterprise LinuxをはじめとするRed Hat, Inc.関連商品は、大型案件を受注したことにより大幅な増収となったものの、当該案件は粗利の出ない案件であったこと、Red Hat, Inc.との取引条件が見直されたことにより、減益となった。 アプリケーション事業の売上高は同1.7%増の15.82億円となった。利益面では、増収に加え、研究開発費の選択と集中を図ったことにより、セグメント利益は0.10億円(前年同期は0.46億円の損失)となった。金融機関向け経営支援システム販売は減収となった。金融機関向けシステム開発・構築支援は好調を維持しているものの、前期比では減収となった。APIソリューション事業は、API領域に特化した高い技術力により活況な市場の需要を獲得し、好調な増収となった。また、「Gluegentシリーズ」は順調な増収、MFP向けソフトウェア製品は堅調な増収となった。 2024年12月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比4.5%増の166.00億円、営業利益は2.50億円、経常利益は3.30億円、親会社株主に帰属する当期純利益は2.20億円とする期初計画を据え置いている。 《HH》
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オープンソースソフトウェアに強み。アプリやクラウド製品の開発も。生成AIを利用した事業を強化へ。24.12期はシステム障害監視ソフトの伸長を想定。販管費効率化も利益に効く見込み。黒字復帰・配当復元を計画。 記:2024/02/14