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メディアS Research Memo(5):2024年7月期2Qは増収増益。コーポレートDXの売上増加が牽引(3)

2024/5/8 15:05 FISCO
*15:05JST メディアS Research Memo(5):2024年7月期2Qは増収増益。コーポレートDXの売上増加が牽引(3) ■業績動向 3. 経営指標 メディアシーク<4824>は、経営指標として「コーポレートDX」におけるセグメント利益率、「画像解析・AI」における「アイコニット」のダウンロード数、「ライフスタイルDX」における「マイクラス」の顧客数・利用料の3つの指標をあげている。 (1) 「コーポレートDX」におけるセグメント利益率 2023年7月期第2四半期の売上高は155百万円であり、続く2024年7月期第2四半期には162百万円と、わずかながら増加している。注目すべきは利益の伸びで、同期間に60百万円から76百万円へと大幅に増加し、利益率も39.0%から47.0%へと良好に推移しており、収益性がさらに向上している。利益率の大幅な上昇については、地方在住のフリーランスプログラマーへの業務委託、営業の強化、社内の品質・工程管理体制の継続的な見直しなどの経営戦略が功を奏していると見られる。 (2) 「画像解析・AI」における「アイコニット」のダウンロード数 「アイコニット」のダウンロード数は、2019年7月期の3,000万に到達以降も毎年順調に増えており、2024年4月には3,600万ダウンロードに達した。連続した増加は、アプリの市場における強い存在感と、ユーザー基盤の拡大を反映している。ただし、2024年7月期第2四半期にかけては数値が横ばいのため、今後の成長戦略として、新たに法人向けのマーケティング施策や機能改善を模索している。 (3) 「ライフスタイルDX」における「マイクラス」の顧客数・利用料 「マイクラス」に関して、固定月額利用料は2021年7月期の570千円から2024年7月期第2四半期には776千円へと増加しており、収益が明らかに向上している。導入拠点数についても195件から310件へと増加し、顧客基盤の拡大が見られる。2023年7月期には大手カルチャースクール2社の導入があった一方で、メインターゲットであるカルチャーセンター業界の再編等によりマイクラス顧客数自体にはそれほど大きな変動はなく、2021年7月期に36社、2024年7月期第2四半期には37社と安定している。固定月額利用料の増加要因は、新規顧客の獲得と既存顧客からの収益増によるものと考えられる。サービスの収益性と市場浸透の向上が見られるも、マイクラス顧客数の成長は限定的であるため、市場拡大戦略において新たなアプローチを探る必要がある。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞) 《HH》
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企業向けシステムコンサルを展開。塾・スクール管理用のクラウド型システムや高性能QRコードリーダーに定評。コスモ・バイオとサービス販売店契約を締結。コーポレートDX部門は堅調。24.7期2Qは2桁増収増益。 記:2024/03/31