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セキュア Research Memo(2):AI×セキュリティで空間に知性を与える

2024/4/4 12:32 FISCO
*12:32JST セキュア Research Memo(2):AI×セキュリティで空間に知性を与える ■セキュア<4264>の会社概要 1. 会社概要 高度セキュリティと言えば、「物理的対策」「技術的対策」「人的対策」を組み合わせることが必須であるが、これらを複合化するには考慮すべき要素が格段に増してくる。それゆえ、ユーザーが独力で最適かつ必要なソリューションを構築するのは非常に困難と言える。そうしたなか、セキュアは「AI(画像認識)×セキュリティで新しい価値を創る」をビジョンに掲げ、入退室管理システムや監視カメラシステムなどの物理セキュリティシステムに画像認識AI技術(顔認証、行動分析、体温測定、人検出、群衆解析など)を掛け合わせた高付加価値のソリューションを開発・提供している。 同社は、AIが常に空間を見守るようになれば、 人は不安やルーティンワークから解き放たれるとし、このような未来の実現をミッションとしている。AIとともにカメラやセンサーの技術によって、顔認証で入室する人を見分け、表情分析で体調や気持ちを把握し、いつもと異なる行動から事故や不正の前兆を掴むなど、同社は「AI×セキュリティ」で様々な空間に知性を与え続けている。 同社の国内拠点は8ヶ所(東京、大宮、横浜、福島、名古屋、大阪、広島、福岡)であるが、AIを活用したレジレス・無人店舗「SECURE AI STORE LAB 2.0」において、米エヌビディアとAIプラットフォームの提供・技術支援で協業したり、自律型コンピュータビジョン技術を活用したソリューションを提供しているシリコンバレーのスタートアップであるAiFi社とつながるなど、海外にもネットワークを有している。また、開発体制を強化するために、ソフトウェア及びクラウドシステムの研究・開発拠点として海外子会社のSECURE KOREA, Incも設立している。 2. 沿革 2002年10月に創業し、家庭向けセキュリティ機器の開発・販売からスタートした。2010年以降ソーシャルメディアの普及などによりDXが加速するなか、第2創業として本格的に企業向けのセキュリティソリューションの販売を開始し、多くの企業へセキュリティソリューションを提供して実績を積み重ねてきた。世界各国の先端デバイスやAIアルゴリズムを活用しながら企業が抱える課題を解決し続けており、それに伴って高いAI開発力とデバイス開発力を有するテクノロジー企業としての成長を遂げている。 (執筆:フィスコアナリスト 村瀬智一) 《SI》
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時価総額 9,825百万円
顔認証・画像認識技術を用いた入退室管理システムや監視カメラシステムを開発・販売。画像解析サービスも。24.12期は主要製品の順調な成長を想定。人件費増を吸収して最高業績を見込む。今年1月に工事会社を買収。 記:2024/02/15