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日本ヒューム Research Memo(2):2025年に会社創立100周年を迎えるコンクリート二次製品の総合メーカー

2024/1/16 14:22 FISCO
*14:22JST 日本ヒューム Research Memo(2):2025年に会社創立100周年を迎えるコンクリート二次製品の総合メーカー ■会社概要 1. 会社概要 日本ヒューム<5262>は2025年に会社創立100周年を迎えるコンクリート二次製品の総合メーカーである。1925年に日本で初めてヒューム管の製造を開始し、その後は基礎工事用コンクリートパイル、シールド工法用セグメント(シールド工法で用いられるトンネル覆工部材)、道路用壁高欄などの分野にも展開し、コンクリート二次製品の設計・製造から施工までワンストップサービスを提供している。企業理念に「わが社は、社会基盤の整備に参加し、豊かな人間環境づくりに貢献します。わが社は、人の和をはかり、常に従業員の幸福と生き甲斐を求めていきます。わが社は、未来を見つめ、たゆまぬ技術開発により、強い会社を目指します。」を掲げ、建設市場の人手不足を補う製品プレキャスト化や社会インフラ老朽化に対応する製品・施工方法開発などにより、社会基盤の整備に参加することで豊かな社会や環境づくりに貢献している。 2023年4月1日付で大川内稔前代表取締役社長が代表取締役会長に就任し、増渕智之前専務取締役が代表取締役社長に就任した。2025年に会社創立100周年を迎えるにあたり、新たな経営体制の下、100周年を通過点としてグループのさらなる成長と企業価値の向上を図る。 2024年3月期第2四半期末における総資産は55,085百万円、純資産は39,491百万円、資本金は5,251百万円、自己資本比率は71.1%、発行済株式数は29,347,500株(自己株式5,394,053株を含む)である。本社所在地は東京都港区で、国内製造拠点は苫小牧(北海道苫小牧市)、熊谷(埼玉県熊谷市)、三重(三重県三重郡)、尼崎(兵庫県尼崎市)、九州(福岡県北九州市)に展開している。 グループは、同社、連結子会社8社、関連会社(持分法適用会社)6社、及び非連結子会社(持分法非適用会社)1社で構成されている。連結子会社は東邦ヒューム管(株)、技工曙(株)、(株)エヌエイチ・フタバ、日本ヒュームエンジニアリング(株)、(株)ヒュームズ、(株)環境改善計画、ニッポンヒュームインターナショナルリミテッド(香港)、ほか1社である。持分法適用関連会社には、NJS<2325>(1951年に同社の子会社として設立)、旭コンクリート工業<5268>が含まれている。2022年には、NJSと合弁で都市インフラソリューション事業の新会社コンフロンティア(株)を設立(非連結子会社、出資比率は同社50%、NJS50%)した。 2. 沿革 1925年10月に日本ヒュームコンクリート(株)を横浜市鶴見区に設立し、ヒューム管の製造を開始した。その後、1928年12月に商号を日本ヒューム管(株)に変更し、1949年5月に東京証券取引所(以下、東証)へ株式上場を果たした。1955年12月に本社を東京都港区へ移転、1986年2月に不動産賃貸事業を開始した。2000年10月に商号を日本ヒューム(株)に変更し、2015年1月に太陽光発電事業を、同年9月にセグメント事業を開始した。2022年4月には東証の市場区分再編に伴ってプライム市場へ移行した。そして2025年に会社創立100周年を迎える。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展) 《SO》
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上下水道のコンサルタント。上下水道などのインフラに関するコンサルティングや調査、設計、施工管理を手掛け、ソフトウエアや水上走行ドローンの開発も展開。不動産売却益もあり、23.12期実績は増収・最終増益。 記:2024/03/26
5262 東証プライム
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-2(-0.21%)
時価総額 28,086百万円
下水道向けヒューム管で国内首位。土木・建築向けコンクリパイルも。太平洋セメント系列。24.3期3Q累計は市場低迷の中でパイルの出荷を伸ばす。値上げや経費削減も進み営業増益に。通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/03/13
5268 東証スタンダード
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5/17 14:05
+3(0.41%)
時価総額 9,779百万円
太平洋セメント系列のコンクリ二次製品メーカー。敷設工事も。売上の多くが官需向け。24.3期上期は選別受注を進めて製品販売構成が良化。生産性向上も進んで計画上振れ。株売却特益計上。通期増収増益・増配を計画。 記:2024/01/18