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今週のマーケット展望「日経平均予想は31500~32700円」マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ)

2023/10/2 10:22 FISCO
*10:22JST 今週のマーケット展望「日経平均予想は31500~32700円」マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆氏(山崎みほ) 皆さま、こんにちは、フィスコマーケットレポーター山崎みほの「マネックス証券の気になるレポート」です。 今日から10月の相場がスタートです!今朝の日経平均は反発して始まっていますね。米連邦議会でつなぎ予算案が可決されたことで、ひとまずは投資家心理が改善する流れになっているのでしょうか。 さて、マネックス証券の「メールマガジン新潮流」が、10月2日に配信されました。そのなかから今回は、同証券のチーフ・ストラテジスト、広木隆氏のレポート「今週のマーケット展望」の内容をご紹介いたします。 まず広木さんは、先週の日本株相場を『日経平均は週間で544円安と2週連続で大きく下げた』と振り返り、下落要因については『ひとつが、期末に絡む年金等のリバランスの売りであり、その一過性の要因は期開けでもうなくなっている。もうひとつの不透明材料であった米国政府機関の閉鎖リスクについても、土壇場で回避された』と説明しています。 そして、『したがって、週明けの日本株相場は大幅に反発して始まることが予想される』と見解を述べています。 そんな中、米国での動きについて『米連邦議会の上下両院は予算執行を11月中旬まで継続できるつなぎ予算案を超党派で可決、バイデン大統領が署名して成立した。今回のつなぎ予算案の期限はとりあえず11月17日まで。10月1日からの正式な2024年度予算案は成立していないので、再び政府閉鎖の懸念が高まる可能性は残る』と伝えた上で、『しかし、今回のような茶番劇は毎度のことだ。市場もいい加減、学習しているため、次回はそれほど大きなリスクとは受け止められないだろう』と予想しています。 今週の相場材料については、『まず週明けに7-9月期日銀短観が発表される。大企業製造業の業況判断DIは6と前回の5から小幅改善が見込まれている』として、『堅調な景況感も相場反発の後押しとなるだろう』と言及しています。 そして、その後は『米国の雇用関連指標に注目だ』として、『ADP雇用統計、失業保険申請件数、そして週末には雇用統計の発表と続く。失業率は 3.7%に低下が見込まれているが、果たしてどう出るか。注目したい』とポイントを伝えています。 一方、国内の決算については、『今週から2月決算企業の6-8月期決算発表が始まる』として『2日のしまむら、6日の安川電機などの注目度が高い。特に、安川の決算は、3月決算の主力製造業の先行指標となるので重要である』と主要決算を伝えています。 最後に、日経平均の今週の予想レンジは『3万1500円~3万2700円』としました。 参考にしてみてくださいね。 山崎みほの「気になるレポート」はマネックス証券の「メールマガジン新潮流」に掲載されたレポートを山崎みほの見解で注目し、コメントしています。レポート発行人との見解とは異なる場合があります。詳細は発行人のレポートをご確認くださいね。 フィスコマーケットレポーター 山崎みほ 《CS》