*09:11JST メディネット---γδΤ細胞培養加工技術を用いたがん免疫細胞治療の新たな医療機関での提供を台湾規制当局が承認
メディネット<2370>は14日、γδΤ(ガンマ・デルタΤ)細胞培養加工技術を用いたがん免疫細胞治療の新たな医療機関での提供を台湾規制当局が承認したと発表。
同社は、台北証券取引所上場企業であるMedigen Biotechnology Corporation(以下MBC)に対し、同社のがんを対象疾患とするγδΤ細胞培養加工技術のライセンス契約を締結、同技術の技術移転が完了していた。
MBCは、2018年に施行された「特定醫療技術檢查檢驗醫療儀器施行或使用管理辦法修正條文」の下、γδΤ細胞培養加工技術を用いたがん免疫細胞治療の台湾での普及を目指し、各種手続き等を行なっていた。
台湾においては、本技術を用いた免疫細胞治療をはじめとする再生医療の
実施について、医療機関が規制当局に申請し、承認を得る必要があり、今回、台湾の規制当局である衛生福利部から、MBCの提携医療機関である秀傳醫療社團法人秀傳紀念醫院 Show Chwan Memorial Hospital of Show Chwan Medical Foundationが承認を受けた。
今後、MBCは台湾での同技術を用いた免疫細胞治療の普及を目指しており、メディネットはライセンス契約に基づき、既に一部のロイヤルティを収受しているが、今後MBCのγδΤ細胞の培養加工件数に応じて、ロイヤリティを収受することになる。
《SI》