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三井松島HD Research Memo(6):自己資本比率の上昇や流動比率・固定比率の改善などが進む

2023/6/15 14:36 FISCO
*14:36JST 三井松島HD Research Memo(6):自己資本比率の上昇や流動比率・固定比率の改善などが進む ■三井松島ホールディングス<1518>の業績動向 2. 財務状況と経営指標 2023年3月期末の資産合計は前期末比27,187百万増加し95,025百万円となった。このうち流動資産は現金及び預金の増加17,910百万円などにより、24,353百万円増加した。固定資産は有形固定資産が269百万円減少した一方で無形固定資産が2,719百万円増加したことなどにより、2,834百万円増加した。負債合計は同6,123百万円増加し、38,423百万円となった。このうち、流動負債は短期借入金の増加2,879百万円、未払法人税等の増加3,074百万円などにより、6,943百万円増加した。固定負債は長期借入金の減少2,046百万円などにより、820百万円減少した。純資産合計は、親会社株主に帰属する当期純利益の計上などによる株主資本の増加19,170百万円などで、同21,064百万円増加し56,602百万円となった。 利益剰余金の増加20,627百万円などにより、自己資本比率は58.7%(前期末は52.2%)となり、財務の安定性が向上した。流動比率は240.2%(同200.6%)、固定比率は57.0%(同81.7%)に改善し、長短の支払い能力にも問題はない。 2023年3月期の営業活動によるキャッシュ・フローは、法人税等の支払7,865百万円、売上債権の増加2,447百万円などがあったものの、税金等調整前当期純利益34,124百万円、減価償却費1,788百万円などにより26,204百万円の収入となった。投資活動によるキャッシュ・フローは、有形及び無形固定資産の売却による収入969百万円、定期預金の減少916百万円などがあったものの、連結の範囲変更を伴う子会社株式の取得による支出2,536百万円、有形及び無形固定資産の取得による支出705百万円などにより1,337百万円の支出となった。財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済2,177百万円、配当金の支払2,072百万円、連結の範囲変更を伴わない子会社株式の取得による支出1,870百万円などにより6,479百万円の支出となった。これらのキャッシュ・フローに、現金及び現金同等物に係る換算差額262百万円を加算した結果、現金及び現金同等物の期末残高は38,064百万円となった。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎) 《SI》
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日本ストロー、明光商会などを傘下に収める持株会社。1913年創業。24.3期に祖業の石炭生産・販売事業から完全撤退。生活消費財、産業用製品の生活関連事業が柱に。環境対応素材ストローの拡大などに注力。 記:2024/08/10