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ジェイ・エス・ビー---2Qは2ケタ増収・増益、不動産賃貸管理事業は売上・利益ともに順調に推移

2023/6/15 13:34 FISCO
*13:34JST ジェイ・エス・ビー---2Qは2ケタ増収・増益、不動産賃貸管理事業は売上・利益ともに順調に推移 ジェイ・エス・ビー<3480>は13日、2023年10月期第2四半期(22年11月-23年4月)連結決算を発表した。売上高は前年同期比11.1%増の349.26億円、営業利益は同13.1%増の62.85億円、経常利益は同12.8%増の62.01億円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同7.5%増の41.80億円となった。 不動産賃貸管理事業の売上高は前年同期比11.4%増の331.24億円、セグメント利益は同11.8%増の69.22億円となった。物件管理戸数は順調に増加し当初計画を上回った(前年同期比4,842戸増 85,453戸)。入居率は前年に引き続き高水準を確保した(99.9%)。新規物件開発において、「学生会館Uni E'meal 信州松本 EAST・WEST」の運営開始のほか、宮城県仙台市において、東北学院大学との提携による東北学院大学専用寮となる食事付き学生マンション「学生会館レジディア仙台五橋プレイス」の運営を開始した。また、新潟県新潟市において、同社プロデュースのUniTime Café(ユニタイムカフェ)が併設された、同社所有の学生マンション「Uni E'terna 新潟大学南」の運営を開始した。好評につき約90名の入居キャンセル待ちが発生するなど、新規物件開発による同社グループの物件管理戸数の増加に加え、高い入居率を確保することで、前年同期対比で家賃関連売上高は順調に増加し、概ね計画通りに進捗した。費用面では借上物件の管理戸数増加による保証家賃の増加、自社所有物件の増加に伴う減価償却費の増加、食事付き学生マンションの積極展開による食材仕入等、当社グループの業容拡大に伴う費用負担がそれぞれ増加している。 高齢者住宅事業の売上高は同5.0%増の14.78億円、セグメント利益は同32.3%増の1.76億円となった。当第2四半期累計期間においては、同社グループの運営する「グランメゾン迎賓館京都嵐山」において、コロナ禍で希薄となった人とのふれあいを回復させる地域交流イベント「つながるフェス@GM嵐山」を開催するなど、地域課題を解決するプラットフォームとしての機能を果たす取り組みを積極的に展開し、高齢者住宅事業の価値向上を図ってきた。そうした取り組みの強化も奏功し、同社グループの運営する高齢者住宅施設の稼働率は改善した。一方では、施設運営人材の採用難の状況は継続し、派遣社員の利用増加に伴う費用負担は増加傾向となっている。 その他の売上高は同15.4%増の3.23億円、セグメント損失は0.13億円(前年同期は0.40億円の損失)となった。コロナ禍における世界的な入国出国規制の影響により、日本語学校事業では、長期間にわたり待機留学生の発生、受け入れ時期の遅延が発生していたが、当第2四半期累計期間では、規制の大幅な緩和から、従来の受け入れ体制を取り戻しつつある。同事業では、2013年の運営開始時から見て過去最高の入学希望者を募るなど、事業収益は大幅に改善している。また、学生支援事業のうち、学生の成長支援の分野では、産学連携の一環として、連結子会社のMewcketと協力校との共同で、学校内でのハッカソンイベントを企画するといった取り組みを強化し、デジタル人材育成に向けた学びの機会提供を進めている。 2023年10月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比9.1%増の631.81億円、営業利益が同7.5%増の67.83億円、経常利益が同7.3%増の66.39億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同2.7%増の44.21億円とする期初計画を据え置いている。 《SI》
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学生用マンションの企画開発から運営・管理までを一括で行う。高齢者住宅事業は譲渡。学研HDと業務提携。物件管理戸数は9.4万戸超。食事付き学生マンションの積極展開図る。26.10期営業利益87億円目標。 記:2024/10/24