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新興市場銘柄ダイジェスト:ヘリオスは大幅に7日ぶり反発、ピアズがストップ高

2023/3/3 15:26 FISCO
*15:26JST 新興市場銘柄ダイジェスト:ヘリオスは大幅に7日ぶり反発、ピアズがストップ高 <4579> ラクオリア創薬 881 +16 大幅に続伸。自社が創出したNav1.7とNav1.8ナトリウムチャネル遮断薬(アミド誘導体)の物質特許が中国で特許査定を受けたと発表している。ナトリウムチャネルは、筋肉細胞や神経細胞などの興奮性細胞の細胞膜表面に多く発現するイオンチャネルの一種。現在までに9種類(Nav1.1~Nav1.9)のナトリウムチャネルが報告されており、同チャネルの遮断薬は疼痛など様々な疾患領域の治療薬として期待されているという。 <5246> ELEMENTS 1195 +47 上場来高値。東証が3日から信用取引に関する規制措置を解除し、売買が活発化するとの期待から買いが集まっている。前日まで新規の売付及び買付に係る委託保証金率を70%以上(うち現金40%以上)とする規制措置を受けていた。日証金も増担保金徴収措置を解除している。同じく規制措置が解除されたメドレックス<4586>とAIAIグループ<6557>も買い優勢で推移している。 <7066> ピアズ 930 +150 ストップ高。子会社のQualiagram(東京都港区)が自社開発のAIロールプレイング(疑似接客)システム「mimik」で、バーチャル顧客を作成して店舗やコールセンターでの接客ロールプレイングが可能となる新機能の実証実験を開始したと発表している。接客ビッグデータをChatGPT相当のAIの教師データとして対話モデルを構築し、リアルなバーチャル顧客を生成することが可能になったという。 <5247> BTM 4000 +300 大幅に反発。八十二銀行<8359>と顧客紹介に関するビジネスマッチング契約を締結したと発表している。地方企業が抱えるDX化に関する課題解決を支援する。八十二銀行に地元企業から寄せられるDXに関する問い合わせに対し、BTMがソリューションを提案するとともに地方のDX人財を活用して課題解決を目指す。株価が取引時間中としては1月18日以来となる4000円台に乗せたことも買い意欲を刺激しているようだ。 <4593> ヘリオス 357 +47 大幅に7日ぶり反発。体性幹細胞再生医薬品HLCM051について、肺炎を原因疾患とした急性呼吸窮迫症候群(ARDS)を対象とする承認申請で医薬品医療機器総合機構(PMDA)と相談し、データ補強に必要な追加臨床試験の概要で一定の合意が得られたと発表している。試験法は二重盲検・無作為割付・プラセボ対照で、組入症例数は80。主要評価項目は28日間のうち人工呼吸器を装着しなかった日数という。 <7777> 3Dマトリクス 253 +12 大幅に3日ぶり反発。米国食品医薬品局(FDA)から消化器内視鏡領域止血材「PuraStat」の適応拡大で販売承認を取得したと発表している。手術などの処置に伴うものではない病変などから起こる自然出血への適応拡大を目的として市販前届の承認申請をしていた。既に米国で販売しているPuraStatの適応を潰瘍性出血、腫瘍性出血、憩室出血など手術中に限らない出血を含む自然出血にも拡大するもので、製品の臨床価値が向上するとしている。 《ST》
関連銘柄 9件
4579 東証グロース
462
11/22 15:30
-4(-0.86%)
時価総額 9,997百万円
旧ファイザー中央研究所が前身の創薬ベンチャー。愛知県名古屋市に本社。胃酸分泌抑制剤「テゴプラザン」、ペット用医薬品等を手掛ける。低分子創薬、イオンチャネル創薬が強み。テゴプラザンは承認国が順調に拡大。 記:2024/08/19
4586 東証グロース
88
11/22 15:30
-5(-5.38%)
時価総額 4,166百万円
経皮吸収型製剤技術に強みを持つ創薬ベンチャー。香川県東かがわ市に本社。帯状疱疹後神経疼痛治療薬「MRX-5LBT」などが主要パイプライン。貼付剤パイプラインのほか、マイクロニードルの研究開発等も行う。 記:2024/08/19
4593 東証グロース
196
11/22 15:30
+1(0.51%)
時価総額 17,666百万円
体性幹細胞再生医薬品、iPSC再生医薬品等の開発を行うバイオベンチャー。iPS細胞株の外販等も行う。研究開発技術、臨床開発経験などが強み。ARDS治療薬はグローバル第3相試験実施に向けて準備進める。 記:2024/10/24
5246 東証グロース
521
11/22 15:30
+16(3.17%)
時価総額 12,661百万円
オンライン本人確認サービス「LIQUID eKYC」、当人認証サービス「LIQUID Auth」などの個人認証ソリューションが主力。「LIQUID eKYC」の累計本人確認件数は5000万件を突破。 記:2024/08/19
5247 東証グロース
1,699
11/22 15:30
+132(8.42%)
時価総額 2,402百万円
ITエンジニアリングサービス、DXソリューションサービスのDX推進事業を展開。取引実績に富士ソフトなど。データベース活用による人材調達力などが強み。社内エンジニアの採用強化など人材中心に積極投資を行う。 記:2024/08/05
6557 東証グロース
1,547
11/22 15:30
+1(0.06%)
時価総額 10,141百万円
認可保育所「AIAI NURSERY」、児童発達支援や放課後等デイサービス等を提供する多機能型事業所「AIAI PLUS」の運営を行う。施設数は順調増。保育所等訪問支援「AIAI VISIT」の拡大図る。 記:2024/07/28
7066 東証グロース
762
11/22 15:30
-18(-2.31%)
時価総額 7,629百万円
通信キャリア、端末メーカーや携帯販売店向けコンサルや販促支援を展開。オンライン接客システムやビデオコールセンターシステム等を手掛ける。オンライン接客事業領域は堅調。AIボーディング事業も拡大進める。 記:2024/09/18
111
11/22 15:30
±0(0%)
時価総額 10,727百万円
自己組織化ペプチド技術を用いた医療製品を開発する。外科領域、組織再生領域、ドラッグ・デリバリー・システム領域で事業展開。消化器内視鏡領域の止血材は欧米で好調。欧州で次世代止血材の製造販売承認申請。疑義注記。 記:2024/09/19
8359 東証プライム
999.8
11/22 15:30
+4.5(0.45%)
時価総額 491,005百万円
長野県地盤の地方銀行。長野銀行と経営統合。県内の預金、貸出金シェアトップ。対面顧客接点量やビジネスマッチング力が強み。総資産は14兆8000億円超。個人、法人預金は増加。28.3期ROE5%以上目標。 記:2024/06/17