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IC Research Memo(3):好調な外部環境とM&A効果により増収増益
2023/3/3 14:33
FISCO
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*14:33JST IC Research Memo(3):好調な外部環境とM&A効果により増収増益 ■業績動向 1. 2022年9月期の業績概要 IC<
4769
>の2022年9月期の業績は、売上高が8,489百万円(前期比4.7%増)、営業利益が633百万円(同5.8%増)、経常利益が711百万円(同6.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が526百万円(同7.9%増)と各利益が予想を上回って着地し、増収増益となった。ITサービスやDXに対する社会的需要が高まるなかで受注が好調に推移し、生産性の向上、経費削減、顧客との単価交渉が好調だったことが利益を押し上げた。 ソフトウェアソリューションでは、情報・通信メディア、製造分野関連の受注が好調だった。加えて、2021年10月に子会社化したシルク・ラボラトリも増収増益に寄与した。同セグメントの売上高は3,554百万円(前期比7.2%増)、売上総利益は886百万円(同16.9%増)に拡大した。インフラソリューションは、長期案件の継続によって堅調に推移した。業種別では、サービス、官公庁・自治体関連の受注が好調で、同セグメントの売上高は、4,733百万円(同0.7%増)、売上総利益は930百万円(同8.0%増)に伸びた。ITサービス事業は、2021年10月に子会社化したフィートが業績に寄与した。また、2021年9月期からマーケティング施策に注力したことにより「チケットfor LINE Hybrid」への問い合わせ件数が2.7倍に急伸し、導入社数も54社まで拡大するなど、好調であった。ITサービス事業では、新規サービスの創出に向けた取り組みも順調に進捗した。スポーツ領域での新サービス創出に向けて、サステナブルDX推進パートナーである(一社)F・マリノススポーツクラブと共同で選手育成業務のDXを進めるサービス開発に着手したほか、ワタミ<
7522
>が運営する「ワタミオーガニックランド」とは「IT×農業」をテーマに新規事業アイデアの検討を実施した。そのほか、観光や留学、技能実習などを目的に増えている訪日・在留ベトナム人に向けて、ベトナム語での観光情報配信や求人情報を提供するWebメディア「LocoBee」の研究開発に取り組んでいる。各プロジェクトの具体的内容や進捗状況に関しては、今後、適宜公表していく予定である。これら新規サービスが具体化すれば、同社業績の拡大に寄与することが期待される。 自己資本比率は73.0%と健全。自己資本当期純利益率も9.5%まで上昇 2. 財務状況と財務指標 2022年9月期末の同社の財務状況は、流動資産が現金及び預金115百万円の減少、有価証券32百万円の減少及び契約資産118百万円の増加により、5,469百万円(前期比1.2%減)となった。固定資産は、のれん188百万円の増加、保険積立金128百万円の増加及び投資有価証券33百万円の減少により、2,188百万円(同15.8%増)となり、総資産は7,657百万円(同3.1%増)となった。負債においては、流動負債が未払法人税等92百万円の減少、賞与引当金27百万円の減少及び未払費用25百万円の増加により、1,481百万円(同3.3%減)となった。固定負債は退職給付に係る負債58百万円の増加及び役員退職慰労引当金53百万円の増加により、582百万円(同25.2%増)となり、負債合計は2,063百万円(同3.4%増)となった。純資産に関しては、利益剰余金316百万円の増加、自己株式80百万円の増加及びその他有価証券評価差額金39百万円の減少により、5,594百万円(同3.0%増)となった。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 清水陽一郎) 《YI》
関連銘柄 2件
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951
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ソフトウェア開発からインフラ設計構築、システム運用支援等を行うITソリューション事業が柱。チケット販売・管理システム等のITサービス事業も。ソフトウェア開発は情報・通信・メディア、製造向け売上が順調。 記:2024/07/02
7522 東証プライム
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居酒屋「三代目鳥メロ」や「ミライザカ」、「焼肉の和民」等の外食事業を手掛ける。現在は国内売上トップの宅食事業が柱に。有機農産物の生産販売等も。宅食事業の営業拠点数は520ヶ所超。配当性向20%以上目安。 記:2024/06/18
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