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セグエ Research Memo(6):2022年12月期業績は経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益を上方修正

2022/10/11 17:16 FISCO
*17:16JST セグエ Research Memo(6):2022年12月期業績は経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益を上方修正 ■今後の見通し ● 2022年12月期の業績見通し セグエグループ<3968>は、2022年12月期連結業績について、売上高13,300百万円(前期比10.5%増)、営業利益760百万円(同19.0%増)、経常利益804百万円(同17.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益656百万円(同44.4%増)を見込んでいる。売上高及び営業利益については、半導体不足による納期遅延の影響が継続するものの、代替商材の販売や自社製品の販売伸長などにより堅調に推移していることから期初予想を据え置いた。売上高については、上場来の連続増収を達成する見通しだ。一方、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益については、2022年8月に上方修正した。急激な円安の影響を受け保有外貨建資産の評価による為替差益154百万円を営業外収益に計上したことで経常利益を期初予想比5.9%増、投資有価証券の一部売却に伴う売却益174百万円を特別利益に計上したことで親会社株主に帰属する当期純利益を同26.3%増とした。 通期予想に対する進捗率は、売上高45.1%、営業利益43.5%、経常利益57.1%、親会社株主に帰属する当期純利益63.6%と順調に推移している。また、同社プロダクトの納入先は新年度が始まる4月から使えるように早めに納入を要請する傾向があり、第4四半期(10月~12月期)に売上高・利益が大きくなることから、通期予想は十分に達成可能と弊社では見ている。なお、半導体不足による主力海外プロダクトの納入遅延の影響を受けて第2四半期まで受注残が大きい状態が続いているが、プロダクトが順調に仕入れられるようになれば将来の売上増加につながるものであることから、懸念する必要はない。 ビジネス別では、自社開発ビジネスは売上高9.6億円(前期比58.1%増)、売上総利益6.5億円(同97.8%増)を見込む。自治体情報システム強靭化案件の獲得により販売を拡大することで、大幅な増収増益を計画している。VADビジネスは売上高64.2億円(同22.1%増)、売上総利益14.9億円(同13.6%増)の増収増益を見込む。主力海外プロダクトの納入遅延の継続が懸念されるが、前期に積み上がった受注残を売上の伸長につなげる計画だ。一方、システムインテグレーションビジネスは売上高59.1億円(同4.2%減)、売上総利益14.3億円(同0.5%減)を見込む。「収益認識に関する会計基準」等の適用による影響を受け、おおむね横ばいの計画としている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 国重 希) 《NS》
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セキュリティ製品やITインフラ製品の販売等を行うソリューションプロダクト事業、ITシステムの設計・構築等を行うソリューションサービス事業を展開。海外ビジネスの確立などに注力。26.12期260億円目標。 記:2024/10/11