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日本電技---22年3月期は減収なるも、空調計装関連事業の既設工事が増加

2022/5/9 15:19 FISCO
*15:19JST 日本電技---22年3月期は減収なるも、空調計装関連事業の既設工事が増加 日本電技<1723>は6日、2022年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比7.1%減の316.69億円、営業利益が同11.1%減の40.74億円、経常利益が同11.2%減の41.39億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同8.9%減の30.29億円となった。「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を2022年3月期の期首から適用しており、当該会計基準等を適用した後の数値となっている。 空調計装関連事業の受注高は前期比0.8%減の293.68億円、売上高は同1.8%減の283.23億円となった。受注工事高は、新設工事において研究施設及び事務所向け物件等が減少し、既設工事において、工場及び公共施設向け物件等が増加したものの、同0.8%減の290.71億円となった。内訳は、新設工事が同13.9%減の93.22億円、既設工事が同6.9%増の197.48億円だった。完成工事高は、新設工事において事務所及び工場向け物件等が減少し、既設工事において、教育施設及び医療施設向け物件等が増加したものの、同1.8%減の280.25億円となった。内訳は、新設工事が同6.9%減の90.67億円、既設工事が同0.8%増の189.58億円だった。次期繰越工事高は、新設工事及び既設工事ともに増加し、同7.2%増の154.82億円となった。また、制御機器類販売の受注高及び売上高は、同0.2%減の2.97億円となった。 産業システム関連事業の受注高は前期比4.2%減の46.47億円、売上高は同36.1%減の33.46億円となった。受注工事高は、電気工事が増加したものの工場設備における機器・システム更新及び地域冷暖房関連設備の計装工事等の減少により、同1.3%減の43.49億円となった。完成工事高は、地域冷暖房関連設備の計装工事及び工場設備における機器・システム更新等が減少し、同36.4%減の30.48億円となった。次期繰越工事高は、電気工事等を中心に、同91.5%増の27.24億円となった。また、制御機器類販売の受注高及び売上高は、同33.3%減の2.98億円となった。 2023年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比5.8%増の335.00億円、営業利益は同0.6%増の41.00億円、経常利益は同0.3%増の41.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同5.3%減の28.70億円を見込んでいる。 《ST》
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空調自動制御システムなどの空調計装関連事業が主力。工場・各種搬送ライン向け計装工事等を行う産業システム関連事業も展開。高砂熱学工業などが主要取引先。空調計装関連事業では施工体制の再構築・強化図る。 記:2024/08/26