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デジタル・インフォメーション・テクノロジー---2Q増収増益、ソフトウエア開発事業が業績に寄与
2022/2/14 18:41
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*18:41JST デジタル・インフォメーション・テクノロジー---2Q増収増益、ソフトウエア開発事業が業績に寄与 デジタル・インフォメーション・テクノロジー<
3916
>は10日、2022年6月期第2四半期(21年7月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比8.8%増の76.85億円、営業利益が同6.7%増の9.73億円、経常利益が同7.6%増の9.81億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同9.3%増の6.86億円となった。 ソフトウエア開発事業の売上高は前年同期比9.6%増の73.93億円、セグメント利益(営業利益)は同7.5%増の9.45億円となった。ビジネスソリューション事業分野(業務システム開発、運用サポート)は、事業ポートフォリオの見直しが功を奏し、コロナ禍でも売上・利益ともに順調に伸ばした。2022年6月期第2四半期は主力事業である業務システム開発が大きく伸展した。業務システム開発では、主力の金融系は長期従事者を中心に別部門にローテーションを進めたことから減少したが、医薬系が大きく伸びるとともに通信、製造、ERP関連の案件獲得も想定以上に進み、順調な売上の伸びと利益の大幅な改善を示した。運用サポートでは、クラウド基盤構築等のニーズに着実に対応し、売上・利益ともに前年を上回った。 エンベデッドソリューション事業分野(組込みシステム開発、組込みシステム検証)は、半導体関連が大きく伸びるとともに検証業務が従前以上に拡大し、コロナ禍でも売上・利益ともに順調に伸ばした。組込みシステム開発では、主力の自動車関連は微増ではあるが伸びを示して踊り場から脱し、半導体関連は大幅に伸びた。また、モバイル系、家電系を含めたIoT関連は堅実な需要に支えられ、売上・利益ともに前年を上回った。組込みシステム検証では、車載系の検証業務が大きく伸び、5G関連(モバイル端末及び基地局)及び医療系も着実に伸び、売上・利益とも前年を大幅に上回った。 自社商品事業分野は、コロナ禍の影響による商談面の制約はあったが、前年を上回った。サイバーセキュリティビジネスについては、WebARGUSがライセンス売上の積み上げにより売上・利益共に堅調な伸びを示した。また、外部サイバーセキュリティ専門会社(F-Secure社、SSH Communications Security社)との協業を進めるなど、WebARGUSを核としたトータルセキュリティサービス(DIT Security)のラインナップ拡充に努め、拡販を進めた。業務効率化ビジネスは、既存顧客の他部署への横展開を推進し、売上・利益共に伸ばした。また、RPAやERP等の各種システムとの連携機能の拡充など、商品力の強化に努め、拡販を進めた。コロナ禍のニューノーマルな社会に対応する電子契約のアウトソーシング型サービス「DD-CONNECT」(ディ・ディ・コネクト)の引合いが徐々に増え、大手施工会社等から受注した。 システム販売事業の売上高は同8.1%減の2.99億円、セグメント利益(営業利益)は同15.5%減の0.27億円となった。カシオ計算機<
6952
>製中小企業向け業務・経営支援システム「楽一」を主力とする販売ビジネスにおいて、対面販売がメインとなる商品であるため、コロナ禍による影響を受け、前年比では売上高及びセグメント利益ともに減少した。 2022年6月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比8.0%増の156.00億円、営業利益が同10.3%増の19.00億円、経常利益が同9.8%増の19.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同10.2%増の13.18億円とする期初計画を据え置いている。 《ST》
関連銘柄 2件
3916 東証プライム
デジタル・インフォメーション・テクノロジー
2,146
11/22 15:30
+1(0.05%)
時価総額 33,267百万円
業務システム開発や組込みシステム開発、Webセキュリティなどの自社商品販売等を行うソフトウエア開発事業が主力。システム販売事業も展開。DX事業領域の拡大図る。中計では27.6期売上高267億円目標。 記:2024/08/23
6952 東証プライム
カシオ計算機
1,076.5
11/22 15:30
+3(0.28%)
時価総額 268,071百万円
「G-SHOCK」シリーズなどの時計事業、関数電卓や電子辞書などのEdTech事業が柱。電子ピアノなどの電子楽器、電子文具等も。関数電卓は世界で高シェア。時計事業では直営店、直販ECビジネスの拡大図る。 記:2024/06/29
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