マーケット
11/22 15:15
38,283.85
+257.68
44,296.51
+888.04
暗号資産
FISCO BTC Index
11/24 16:50:17
15,198,254
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

ビーアンドピー Research Memo(3):高品質・短納期による高付加価値サービス体制に強み

2022/1/31 15:43 FISCO
*15:43JST ビーアンドピー Research Memo(3):高品質・短納期による高付加価値サービス体制に強み ■事業概要 1. 事業概要 インクジェット技術は販促広告分野の拡大を起点に、内装インテリア業界、3Dプリントによるテストマーケティング分野、高耐久・高品質な産業用プリントなど、年々活用の幅が拡大してきている。そのなかでビーアンドピー<7804>は顧客からの受注に基づき、業務用の大判インクジェットプリンターを使用し、プリント・加工・ 納品までを一貫して行うインクジェットプリント事業、デジタルサイネージ事業、デジタルプロモーション事業の主に3事業を展開している。 (1) インクジェットプリント事業 同社は、顧客からの受注に基づき、業務用の大判インクジェットプリンターを使用し、プリント・加工・ 納品までを一貫して行っている。広告代理店、広告制作会社、印刷会社、デザイン会社等から発注される「販売促進用広告物の制作」及びゲーム機メーカーが取り扱うプリントシール機の外装やカーテン、並びにインテリアメーカーやインテリア専門商社が取り扱う、内装壁紙や床材等の「生活資材・製品制作」を主たる事業としている。当事業では特に短期間・高品質での納品を実現させるための「業界最多クラスの出力・加工機を保有することによる生産力」「都心の利点を生かした機動力」「多様な案件を一元管理する統制力」「緊急案件に即時対応する瞬発力」「あらゆる課題に最適提案をする解決力」「業界の技術革新を常にリードする創造力」の6つの強みを有している。 (2) デジタルサイネージ事業 従来のインクジェットプリント出力による製品販売の経験を活用した、販売促進用広告分野及びインテリア内装分野におけるデジタル技術に対応したデジタルサイネージ事業を展開している。 (3) デジタルプロモーション事業 2021年11月にインターネット通販サポート事業から名称変更した。ネットショップ運営代行からECコンサルまで、顧客の販売促進活動をサポートする。豊富な経験を生かし、SEO対策をはじめとした集客・ブランディング・運営の効率化などショップに合わせたトータルな解決策を提案してる。 2. ビジネスモデルとその強み 同社はインクジェットプリントに特化した国内有数の最新鋭設備と卓越したノウハウを有し、生産の自動化に取り組んでいる。そのなかで前述した6つの強みを生かし、顧客から最も重要視されるニーズである「短納期」「高品質」に最大限対応することで顧客数、リピート頻度、単価向上をさせ、売上高の増大を図っている。また、競合他社では100台以上のプリンターを有している会社は存在しておらず、かつ複数拠点を有している競合も少ない。例えば複数拠点を置いていると、東京で受注後、大阪で受け渡しが可能など拠点間連携も強みであると言える。また、同社商品には定価がないため、付加価値を付けて高値で販売していくことも可能である。つまりこれら時間のメリット、安心の提供を行うことで、他社と一線を画す高付加価値なサービス体制が同社の大きな強みである。 また、競合他社が人員不足や従業員のケアの難しさから24時間対応を止めている企業が多いなかで、同社では入社後の育成計画や若手のリーダー抜擢、個人のモチベーション、心身管理など社内環境の良化による定着率向上で、引き続き24時間対応可能という強みの維持を図っている。人員に関しても、安定した新卒採用と案件数に合わせた柔軟な中途採用を活用し、案件数増加に対応していく計画である。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 石津大希) 《EY》
関連銘柄 1件
7804 東証スタンダード
1,646
11/22 15:23
+11(0.67%)
時価総額 3,786百万円
販促広告制作会社。販売促進用サインディスプレイや屋外用大型広告の制作等を行う。業界最大級のワイドインクジェットプリンターを保有。広告代理店などが主要取引先。スマートファクトリー化に向けた取り組み推進。 記:2024/08/30