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日本電技---3Qも増収・2ケタ増益、空調計装関連事業が業績に貢献

2022/1/28 12:29 FISCO
*12:29JST 日本電技---3Qも増収・2ケタ増益、空調計装関連事業が業績に貢献 日本電技<1723>は27日、2022年3月期第3四半期(21年4月-12月)連結決算を発表した。売上高が前年同期比9.3%増の192.93億円、営業利益が同16.6%増の17.73億円、経常利益が同15.5%増の18.50億円、親会社株主に帰属する四半期純利益が同33.3%増の14.52億円となった。「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等を2022年3月期第1四半期の期首から適用しており、2022年3月期第3四半期に係る各数値については、当該会計基準等を適用した後の数値となっている。 空調計装関連事業の受注高は前年同期比3.6%減の235.95億円、売上高は同16.6%増の171.79億円となった。受注工事高は、新設工事において、大型の事務所向け物件等の反動減の影響があり、既設工事において、工場及び研究施設向け物件等が増加したが、同3.6%減の233.87億円となった。内訳は、新設工事が同25.0%減の67.13億円、既設工事が同9.0%増の166.73億円だった。完成工事高は、新設工事において、事務所及び工場向け物件等が減少したが、既設工事において、研究施設及び事務所向け物件等が増加し、同17.0%増の169.71億円となった。内訳は、新設工事が同6.5%減の63.44億円、既設工事が同37.6%増の106.26億円だった。また、制御機器類販売の受注高及び売上高は、同7.0%減の2.08億円となった。 産業システム関連事業の受注高は前年同期比3.3%減の35.70億円、売上高は同27.4%減の21.13億円となった。受注工事高は、地域冷暖房関連設備の計装工事等の減少により、同1.0%減の33.57億円となった。完成工事高についても、地域冷暖房関連設備の計装工事等の減少により、同27.2%減の19.01億円となった。また、制御機器類販売の受注高及び売上高は、同28.7%減の2.12億円となった。 また、同社グループの売上高は、通常の営業の形態として、工事の完成引渡しが第4四半期に集中し、これに伴う稼働率が高まるため、第1四半期から第3四半期における売上高に比べ、第4四半期の売上高が多くなるといった季節的変動がある。 2022年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比6.1%減の320.00億円、営業利益は同11.7%減の40.50億円、経常利益は同12.0%減の41.00億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同14.9%減の28.30億円とする期初計画を据え置いている。 《ST》
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空調自動制御システムなどの空調計装関連事業が主力。工場・各種搬送ライン向け計装工事等を行う産業システム関連事業も展開。高砂熱学工業などが主要取引先。空調計装関連事業では施工体制の再構築・強化図る。 記:2024/08/26