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JBR Research Memo(9):連結配当性向30%以上を目安に配当を実施

2021/6/11 15:39 FISCO
*15:39JST JBR Research Memo(9):連結配当性向30%以上を目安に配当を実施 ■ジャパンベストレスキューシステム<2453>の株主還元策とSDGsの取り組みについて 1. 株主還元策 株主還元方針としては、安定的配当を継続することを基本に連結配当性向で30%以上を目安としている。2021年9月期の1株当たり配当金は前期比横ばいの16.0円(配当性向45.0%)を予定している。また、株主優待制度も導入しており、毎年3月末の株主を対象にキッザニア(子供向けの職業体験型テーマパーク)の優待券を1枚(最大19名まで利用可)贈呈している。 2. SDGsの取り組みについて 同社SDGsの取り組みとして、顧客と共に提携先も巻き込み、誰一人取り残さない社会の実現を目指していくことを方針に掲げている。「困っている人を助ける!」を経営理念としている同社にとっては、事業成長そのものが持続可能な社会の構築に貢献しているとも言える。SDGsで掲げられている17の目標のなかでも特に、17番目に掲げられている「パートナーシップで目標を達成しよう」を上位概念として捉え、提携拡大を通じて地方創生の推進や、新たな産業基盤の構築に取り組んでいく考えだ。 具体的な取り組み内容としては、「同社サービスを販売する提携先企業を増やしていくこと」「同社サービスを提供するパートナー店を増やし、対応地域を拡大していくこと」「斬新なアイデアに基づくサービスや技術開発などを行うベンチャー企業を支援・育成し、サービス内容の拡大に取り組んでいくこと」の3点を挙げている。 販路に関しては現在、生活トラブルサービスを2,609店舗、延長保証サービスを2,085店舗、保険商品を1,997店舗で販売している。また、サービスを提供するパートナーについては、生活トラブルサービスで2,286店舗、延長保証サービスで533店舗、リペアサービスで220店舗となっており、これらの店舗拡大に取り組んでいく。また、新規サービスや技術開発などの支援については、2021年3月より(株)ミライ菜園、(株)ニチリウ永瀬と“食の循環”をサポートする新サービス「MEGLAS(めぐらす)」※の実証実験を開始している。 ※「MEGLAS」は家庭菜園で野菜を育て、料理を作り、生ごみを堆肥化し、また野菜作りに生かすといった食の循環を丸ごとサポートするサービス。同社がサービス訴求及び運用管理を、ミライ菜園が栽培支援アプリ「SCIBAI」の運営を、ニチリウ永瀬が栽培キットの販売を行う。食の循環によってSDGsに貢献していくサービスとなる。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《ST》
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入居者向け生活トラブル解決サービスを手掛ける。パートナー企業を通じ会員・保険・保証サービスを販売。安心入居サポートは会員数が順調増。保証事業は堅調。23.9期通期は2桁増益。MBOで上場廃止予定。 記:2024/01/09